本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

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出版社へのアプローチ② 原稿の形式はどうする?持ち込む際は持参の方が良いの?

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●原稿のルールは?

基本的に、原稿の形にはルールはありません。

守らなければならないのは「400字詰め原稿用紙◯◯枚」という部分、つまりは文字数・ページ数です。

その文字数の範囲内でしたら、実際に原稿を書く用紙には特にルールを定めていない出版社がほとんどだと思います。

そのため、読書感想文に使われるような400字詰めの原稿用紙を何百枚も用意する必要はありません(※用紙やサイズ・行数字数の指定がある出版社もあります。応募要項をチェックしましょう)。

とはいえ、「内容が面白ければそれでいい」という出版社も存在すると思いますが、最低限、原稿自体はパソコンで入力し、プリンターで出力されたものが好ましいでしょう。

いくら自由とはいえ、「読み手(この場合は出版社の担当者のことです)のことを考える」という形が一番大事です。

字数と行数に気をつけながら、文章が読み易い形式で原稿を出力してください。

用紙をケチって、字数も行数もぎゅうぎゅうに詰めてしまうよりは、行間を若干広めに取ってあげると、ずいぶん印象が変わり見やすくなります。

またパソコンで作った原稿はデータがきちんと手元に残る、というメリットもあります。

パソコンが苦手という方も、この機会にタイピングの練習をはじめてみてください。

※応募要項の時点で「手書きは不可」としている出版社もあります。

●原稿を持ち込むときは、持参するべきか?

賞が設定されていない出版社に、自分の書いたものをアピールしたい場合は、原稿を「持ち込む」と書きましたが、これはこのまま「直接持って行って担当者に手渡す」という意味ではありません。あくまでも比喩表現です。

もちろん、原稿は郵送で送ればきちんと受け付けてもらえます。

直接出版社へ足を運んだほうが、誠意が伝わるのではないか?
自分が本を作りたいという熱意が伝わるのではないか?
また、顔を覚えてもらったほうが有利に働くのではないだろうか?

そんなふうに思いませんか?それは、正解でもあり不正解でもあります。

単純に原稿だけを持ち込むのであれば、郵送にするべきです。

もし持参する方が良いと思ったとしたなら、それは間違いです。

あなたは出版社の営業や編集者の立場で者を考えられていません。

出版社の編集者という業種は、とても忙しい仕事です。

その上、毎月大量の原稿や企画書が持ち込まれています。

日々の業務をこなしながら原稿や企画書に目を通す中、わざわざ電話をして予約を取り付け、あえて時間を割かせようとする人など鬱陶しいだけです。

いずれにせよ「これは売れそうだ」と思わず唸ってしまうような宝石の原石のようなものが目につけば、出版担当者が放っておくはずがありませんから大丈夫です。

この観点に気づけなかった方はゲーム理論を勉強してみてください。すごく参考になります。

じゃあ手で持っていっていい場合は?と思うでしょうが、それは、あなたが持参して口頭で説明することで出版社の担当の人にメリットがある場合です。

あなたにとってメリットがあるかどうかで考えてはいけません。

例えば、あなたが本の販促プランのプレゼンを準備していて、出版社の担当者が「出版会議(どの原稿を出版するか決める会議)」でそのプレゼンをそのまま使える場合、担当者は自分の出版会議用の資料作成の手間が割かれるので、直接あなたと会って説明を受けた方が効率が良いかもしれません。

常に相手の目線で考えるようにしましょう。

●初めは大きな出版社に持っていくべき?それとも小さい出版社の方がいいの?

出版社の大きさは気にせず、片っ端から応募した方がいいと思います。

もちろん、小さい出版社の方が「倍率」は低いので、採用される確率は高いかもしれません。

しかしながら、これは体感ではありますが、出版社との「相性」というものが少なからず存在すると思います。

ですので、出版社の大きさより、応募した先の担当者やその出版社と相性が合うかどうかの方が重要です。

ちなみに、出版社は当然自社の業績をあげたいのです。売れなくなってしまった、と言われる市場の中でも、何としてもヒット作が、売り上げが欲しいのです。

これは、誰でも名前を知っているような大手の有名な出版社であっても、地方の小さな出版社であっても違いはありません。

したがって、「こんなに有名な大手の出版社になんか相手にされるわけがない……」などと尻込みする必要は全くありません。

面白ければ採用されるので、とにかく気になった出版社には片っ端から応募してみましょう。

なお、1社目への持ち込みがダメだった場合、「どこがいけなかったのだろう?」と作品を研鑽する癖さえつければ、いつかは採用されます。

原稿をよりよいものへと磨き上げながら、順々に次の持ち込み先を探しましょう。

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