本出版ガイド

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出版社の目に留まり採用される企画書に共通する「目次の構成」と作り方を教えます

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目次とは「全体の構成案」のこと。

出版における「目次」というのは、「全体の構成案」と同じ意味です

ここをしっかりと練り上げていれば、企画書が採用になって原稿を実際に執筆することになった際も、ものすごく作業が楽になります。

とはいえ、アウトプットに苦しまれた方はおわかりになるかと思いますが、この「全体の構成案を出す」という作業は、実際にはとても大変なことです。

頭の中にはおおまかな流れがあったとしても、それを文章化し、しかも読み手のことを意識してアウトプットしていくというのは並大抵のことではありません。

(そして原稿を執筆する際には、文字数やページ数のことまで意識しなければいけません)

それでは、何でも構いませんのでお手元の本を手に取って、目次を見てみましょう。

実際に出版されている本はしっかり考えた上で目次を作っているので、勉強になると思います。

参考:目次の書き方次第で、あなたの企画書を出版社が採用してくれるかどうかが変わります。

一般的な目次の構成例:

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はじめに(序)
第1章(大テーマ)
──◯◯◯(小テーマ1)
──◯◯◯(小テーマ2)
第2章(大テーマ2)
──◯◯◯(小テーマ1)
──◯◯◯(小テーマ2)



おわり(あとがき)

手にとって読んでみた本はどうだったでしょうか。

大体の本は、このような目次の構成になっていると思います。

具体的な例を挙げますと、当サイトの目次も同じ構成です。

参考:出版を成功させてあなたも本の著者になろう!>>

当サイトが目次の構成を決めたときの思考回路も参考にしてみてください。

第1章 本を出版するまでの全体の流れ
売り込み?スカウト?本を出版するスタートラインに立つ2つの方法論
どうしても出版したい!自費出版の方法教えます

 

第2章 本のアイデアを練ろう
本を書くためのアイデアの練り方の基本を教えます
出版志望者のための具体的な文章の書き方:アウトプットの技術
執筆作業に重要なアウトプットの3つのコツ 〜ストーリーテリングという手法〜
執筆作業は長い。上手なモチベーションコントロールは大切。


※上記は、本記事執筆時のサイト構成になります。

どの章にどんな流れの内容が載っているか、ということが端的にわかりやすく書かれています。

これが目次の本来の役割です。

ただ、実は執筆の時点ではこの前段階があります。

第1章 本を出版するまでの全体の流れ
 売り込み?スカウト?出版にこぎつけるためのスタート
…本を出したい!思いついたらまず知っておきたい2つの方法。

 

 どうしても出版したい!自費出版の方法
…自分好みに自由に作れる「本」も実はあります。

 

第2章 本のアイデアを練ろう
 アイディアの練り方
…こんな本を書きたい!でもアイディアをどうまとめればいいの?

 

 インプット→アウトプットの流れ
…インプットをどれほど充実できるか。アウトプットの成功の秘訣。

 

 アウトプットの3つのコツ
…本の向こうにいる「あなた」に届けるということ。

モチベーションを保つことの大切さ
…最初はうまくいかなくても当たり前。落ち込まないで。


最初の構成を決める時点では、小テーマ部分のタイトル下に、その記事の内容を簡単に表した「キャッチコピー」のようなものがあったのです。

これが企画の際における目次=全体の構成案です

当サイトの場合、形式的にこのキャッチコピーの部分は、ブログとして記載するときには消えてしまうこともあります。

Google検索で記事タイトルを見つけてくれた人が読んでくれるようなキャッチーなタイトルにしたいからです。

とはいえ、この元々のキャッチコピーの部分はタイトルに吸収されていたり、記事本体の見出しとして少し形が残っていたりします。

目次を作る際には、このように「キャッチコピーがひとつひとつに添えられた目次」をぜひ作成してみてください。

添えるのはキャッチコピーであることが望ましいですが、不慣れならば短い文章でも構いません。

こうしてしっかりと構成を組むことで頭の中がスッキリ整理されていくのが実感できると思います。

そして何よりも「ただの目次」が、非常に強烈なメッセージ性を持つことがおわかりいただけるかと思います。

先の記事でお伝えしたように、この時点での「目次」は実際に出版されたときの「目次」とは異なっています。

あくまでも、現時点の目次は「出版社にアピールする手段」として考えてください。

参考:本出版までの具体的な流れ>>

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