【出版社情報】有斐閣の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
有斐閣とは?
正式名称 | 株式会社有斐閣 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田神保町 |
強いジャンル | 学術書(法学、経済学、人文科学、大学向け教科書など) |
代表作 | 六法全書、有斐閣アルマシリーズ |
*画像は公式サイトより引用
明治時代から続く社会科学、人文科学の専門出版社
有斐閣は明治10年(1877年)創業の古くから続いている社会科学、人文科学の専門出版社です。
特に法律系の書籍に強く、「六法全書」という日本の誰もが知っている本を出版しています。
他にも「ポケット六法」や「判例六法」「法律学全集」「民法」「国際条約集」「判例百選シリーズ」等、法律を専門的に勉強している学生や法律系の仕事をしている方が見る書籍を網羅的にカバーしています。
また、法律に関する書籍だけではなく、経済学や人文学などの書籍も多く出版しています。
大学や大学院の学生が使用する書籍も多く、特に有斐閣アルマシリーズは恐らくしっかり勉強をしている大学生であれば必ず手に取ったことがあると思います。
この一冊でそのジャンルの知識を体系的・網羅的に勉強出来るので大変オススメです。
管理人は大学ではマーケティングと心理学を学んでいましたが、「マーケティング戦略」「消費者行動論」「心理学入門」あたりは本がひしゃげるまで読み倒したのを覚えています。
あまりにおすすめなのでリンク貼っています。懐かしいです。
特にマーケティング戦略の著者は一橋大学の沼上彰先生ですが、このクラスの先生が入門者向けに分かりやすい本を書く事はなかなか無いので、非常に貴重な本です。ものすごい分かりやすい。
勉強をするなら有斐閣の本といっても過言ではないくらい、学術書界隈で有名有力な出版社と言えます。
有斐閣の出版とその特徴
有斐閣は社会科学や人文科学の学術系、特に法律系の書籍の出版に強い専門系出版社です。
その為法律関係はもちろん、他の社会科学系や人文科学系の書籍の著者も新進気鋭の有名大学教授がズラリと並んでいます。
そのため有斐閣から出版したいのであれば、出版したいジャンルの学問で有名な教授になる、ないしは、少なくとも若手研究者として論文を発表して評価される事は必要そうです。
なお、当然のことながら自費出版は受け付けておりません。