本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

アヤト株式会社にて父が撮り貯めた写真を一冊の写真集として自費出版しました。(アヤト株式会社の自費出版の口コミ、評判)

Pocket

父の思い出の写真を記念に本にして残したかった。

亡くなった父親の一周忌を迎えるにあたり、生前撮りためた写真を主に身内に配布するため、一冊の写真集として出版しました。

父はモノクロ写真のアマチュアカメラマンで、有名な写真雑誌の賞をいただいたりしておりました。

若い頃は娘である私も撮影に連れていってもらったのですが、私の母が病気になってからはパッタリと写真を止めてしまいました。

休日に家にいないといけないという父の優しさだったと記憶しています。

そんな父は母が亡くなって、また写真を再開するのですが、その三年後に病気になってしまいました。

本人もこれからなのに、という思いがあったようでした。

そんな経緯もあり、亡くなって一年を期に、写真集を作ることにしたのです。

家族で集まり作業して作った写真集は親族友人たちに喜んでもらえた。

モノクローム写真集でしたので、いかにシンプルにするか、また単なるブラック一色だと深みが表現できるか?など様々な葛藤がありました(結局、予算の関係でブラック一色になりましたが)。

父の生前はデジタルカメラがまだ主流でなく、大量のフィルムの選定作業は大変でした。

私を含む子供三人は既に独立しており、休みの度に集まり、父の遺品を整理しながらの作業は忙しい中でも楽しかったです。

努力の甲斐もあり、一周忌の際には皆さんに喜んでいただけました

最後に反省として、100冊単位での発注ということで、在庫が残ってしまいました。

印刷会社での出版のため、終わってから後悔するところも多かった。

出版社は普通の印刷会社です。

私もその印刷会社に勤めていたことがご縁となり、お願いすることになりました。

編集作業は自宅のパソコンで行いました。

時間はかなりかかりましたが、故人が残したメモなどをリライトし、レイアウトする作業はとても楽しい作業でした。

幸いモノクローム写真は、父が大判で焼いたものが残っており、スキャン等は印刷会社でやってもらいました。

完成した時は本当に感慨深かったのを覚えています。

担当編集者のやりとりはあまりなく、印刷の色味など色々後になって後悔した部分も多かったです。

印刷会社での出版ということもあり、そこは仕方がないのかなと思っています。

参考:自費出版を扱っている出版社一覧まとめリスト

 - 出版体験談・エピソード , ,