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出版されている本がいわゆる自費出版かどうかを判断することはできますか?

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自費出版本を見分ける事はできるのか?

「出版されている本が自費出版か商業出版かを見分けることが出来るのか?」

このような疑問を持たれる方は意外と多いようです。

自費出版する人であれば、せっかく出版するのだから「普通に書店で販売している本」クラスのしっかりした本を出版したいと思う方はいるでしょうし、もしかすると知り合いに「自費出版した」と思われたくないという方もいるでしょう。

中には、調子よく「出版社からオファーをもらった!」と言いふらしてしまい、自分の本が自費出版とバレるのではないかと心配になってきた人もいるかもしれません。

他にも「友人が出版した本が商業出版なのかどうかを確認したい」とか「論文を書く上で、個人の趣味で書いた本を参考文献にするのを避けたいから、自費出版本を見分けられるようになりたい」など、様々な理由で本の出版形態を判別したいというニーズがあるようです。

実際のところ、出版されている本が自費出版かどうかは見分けることが出来るのでしょうか。

調べてみました。

基本的には自費出版と商業出版を見分けることは出来ない

結論から言うと、基本的には自費出版と商業出版は見分けることが出来ません

商業出版にだけ付いている印があるといった、自費出版と商業出版を見分ける確定的な特徴が存在する訳ではないので、断定的に自費出版と商業出版を見分けることは困難でしょう。

しかしながら、例外的に自費出版であると断定したり、推測することが可能になるケースもあります。

自費出版オンリーのレーベルで出版していれば「自費出版」

出版社の中には自費出版以外扱っていない出版社もあります。

つまり、商業出版を全くせず、自費出版のみを扱っている出版社です。

例えばリーブル出版や風詠社などがあります。

これらの出版社から出た本は、当然ながら自費出版であると判断することが出来ます。

逆に言えば、自費出版も商業出版も両方扱っているレーベルでの出版は、断定的に自費出版かどうか判断する事は出来ません。

ISBNコードがなければ「自費出版」

自費出版の中には、自分や家族、友人周りだけで配るために出版した本があります。

そのような本にはISBNコードがありません。

ISBNコードとは、世界共通で図書(書籍)を特定するための番号です。

市場に流通するためにはこのコードをつけて管理する必要があります。

従ってISBNコードがなければ自費出版と判断することが出来ます。

当然、ISBNコードがあれば、商業出版と自費出版両方の可能性がありますので、出版形態は断定出来ません。

ちなみに、ISBNコードはお金さえ払えば誰でも取得可能です。

それ以外の方法で自費出版と商業出版を見分けるのは難しい。

恐らく「この本は自費出版だ」と断定する方法は、上記の他にはありません。

しかしながら「これは自費出版なのではないか?」と推測する事は可能な場合もあります。

例えば、定価が高すぎるケースです。

ソフトカバーなのに定価2,000円の本があったとすると「恐らく少ない発売部数だからコスト高にせざるを得ないんだな」「高値にて販売して必死で売上を回収しようとしているんだな」と推測することが出来ます。

このように、一般的に本屋さんに並んでいる本と何かが明らかにかけ離れていておかしい場合、自費出版であると推測可能になります。

逆に言うと、普通に本屋さんに並んでいるような本を出版する場合、つまり商業出版も扱っているレーベルからISBNコードを取得した上で自費出版する場合は、自費出版だと知られる事はありません。

当然、自費出版をする人は出版社と契約を結んでいるので、出版社側に問い合わせても「この本は自費出版です」などと勝手に情報公開することもあり得ません。

従って、もし自費出版をしたことを知られたくないという方がいたら、この2点(一般的な定価設定、ISBNコードの取得)だけ気をつければ大丈夫と言うことになります。

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