幻冬舎ルネッサンス新社で小説を自費出版した体験談(幻冬社ルネッサンス新社の口コミ、評判)
親に自分が自費出版した小説を見せたかった。
元々小説が出したかったのですが、そんな最中、親が病気になりました。
親の生きているうちに本という形に残して親に見せてあげたい。そう思うようになったのが本出版のきっかけです。
とにかくこの状況を前向きにとらえようとしました。
そして自費出版するべく、ネットで広告が出てきた幻冬舎ルネッサンス新社に持ち込みました。
幻冬舎の担当の方は、持ち込んだ作品をどうすればいいか、こちらの希望を聞いて具体的なアドバイスをしてくれました。
いずれにしてもこの話に乗れば出版にこぎつけられる。
そう思い、夢が叶う希望だけで出版の契約書にサインをしました。
その後、実際に執筆した小説を編集者に送信し、校閲してもらうという作業の繰り返しに突入します。
何度も書き直しがありましたが、それ自体は大きな目標があったためか苦にならなりませんでした。
そして最終的に出版まで辿り着き、親にも見せることが出来ました。
また、本屋に直接置いてくれるように頼みに行ったのですが、そのとき本屋のパートのおばちゃんに「うわ、作家さんだ」という憧れの目を向けてもらったのも嬉しかったです。
参考:【出版社情報】幻冬舎ルネッサンス新社の出版の特徴や評判、その傾向(メリットとデメリット)
読み手の目線で小説を書く。
小説を書く上で大変だったことは「読む方が判りやすいように書く」ことです。
例えば、映像として頭にそのシーンが浮かぶように書く。
本当に映像になったとして、どの俳優にこの役をしてもらうかというイメージを抱き、具体的な表情や動きまで考えて書く。
「読む側のために書くように」
これは幻冬舎ルネッサンス新社の編集者さんに何度も言われました。
また本づくりの過程で、様々なノウハウ、例えば1ページに何字、何行を入れるかなど、具体的なことを学びました。
幻冬舎ルネッサンス新社の口コミ、評判
本自体は出版できたのでそれは良かったです。
ただ、編集者の方と仲良くしたかったのですが、「個人的な関わりは持たない」と言われてしまい、「私はやはり客なんだな」とを深く感じました。
また、普通原稿を直すときは赤ペンが入るのに、青ペンで入ってきたこともあり、重要に扱われていないなと感じました。
他にも違和感はあります。
編集者が読んでいるようだけど、外注に直しを頼んでいるのかな?となんとなく編集者からの話から感じました。
編集者は校閲をしているだけだと思います。
幻冬舎ルネッサンス新社は「売れやすいように200ページにする」という決まり?があるようで、そこにうまく収まるようにと気をつけて執筆しました。
また最初からその200ページでの見積もりをもらっていたため、あまりページ数が増えると料金が増すと言われました。
しかし一番は、本を出した後のお願いを何も聞いてもらえなかった事、出版後の宣伝はなくほぼ放置だったことがショックでした。
出版までの持ち上げ方が大きく、いろいろ希望も聞いてくれたりしていたので、「作って出すまでが仕事か」と思ってしまいました。
編集者の仕事が終われば後の仕事はおまけ。万が一売れればそれでよし、それ以上は期待していないというのがよく判りました。
態度が極端とまでは言いませんが、契約後は徐々に逃げの体勢に入っているように感じられ、結構悲しかったです。