【出版社情報】風詠社の自費出版の特徴と評判や口コミ、その傾向(メリットとデメリット)
風詠社とは?
正式名称 | 株式会社風詠社 |
本社所在地 | 大阪府大阪市福島区 |
得意なジャンル | 自費出版(文芸書) |
代表作 | 蓮池の仲間たち 心をつなごう など |
*画像は公式サイトより引用
自費出版専門の小規模出版社
風詠社は2008年設立の自費出版専門の出版社です。
資本金額や所在地などからわかる通り、非常に小規模な出版社です。
■風詠社概要:
社名 :株式会社風詠社(読み方は「ふうえいしゃ」です)
所在地:大阪市福島区海老江5-2-2 大拓ビル5-710
設立 :2008年7月1日資本金:200万円
そのため新聞広告や雑誌広告は出さず、Web集客にお金を掛けているようです。
実際に「自費出版」で検索すると良く広告ページが出てきます。
検索上位に出てくるため、大手出版社のように誤解する方が多いのですが、実際は零細企業のようです。
小規模出版社のため、担当者の質が疑念点です。
この規模の会社の場合、一般的に、社長は優秀なものの、社長以外の社員の質が低いことが多いです。(零細企業は優秀な人材を獲得するのに苦労をする傾向にあります)
風詠社の事情や評判&口コミ評価はあまりネット上には落ちていないため、そこまで詳細に分かりませんが、出版を検討する場合の注意点として、担当者の質を見極める必要があると思います。
一方で、Web広告費用は新聞広告等より費用が安いことから、恐らくですが広告費用が大手出版社より少ないという強みがあります。
つまり、浮いた広告費用を著者に転嫁する必要がないので、低コストでの自費出版を可能としているようです。
この利点もあり、風詠社は、出版部数は少なくていいから小予算、低コストで自分の書籍を世に残したい方の出版をメインに扱っているようです。
また、小規模出版社であることを活かし、小回りの効いた営業も出来るようです。書籍に対してリクエストが多い方は、実際に会社を訪問し、対面形式で色々と相談してみるのもありかもしれません。
風詠社のその他の特徴について
公式ページの出版実績を見る限り、出版している書籍のデザインセンスはあまり良くないと思います。(年配の方の出版が多く、年配受けするデザインなのでしょうか。低額出版のためデザインコストを削っているのでしょうか)
特段得意なジャンルは無いようですが、個人の少部数の自費出版を扱っているため、個人エッセイや小説、自分史の扱いがメインなようです。企業記念誌、社史、体験記なども過去に出版実績があるようです。
また、電子書籍の制作も対応可能だそうです。
「自費出版」で検索上位に来るため、個人出版や企業出版、カスタム出版、企画出版など様々な目的の方が風詠社のHPを見に来ているかと思います。
しかし問い合わせや資料請求をする前に、まずは当記事掲載の情報に加え、2ch(5ch)の口コミなどもしっかり確認し、風詠社の強みや弱み、メリットデメリットを明確に把握してみましょう。
他の出版社との比較も重要です。もちろん比較した上でどちらの出版社を選んでも構いません。
ひとつしか選択肢がないよりは、複数の選択肢から選べる方が良いですよね?
参考ですがパレードブックスから入手できる自費出版資料は、費用や全体の流れを把握するのに最適です。
■パレードブックスから入手出来る資料:
*表紙デザイン冊子など、書店で手に取ってもらえるデザインを勉強する上で役に立つ資料でした。
さらにkindleの電子書籍だけでなく、リアルな本を出版するチャンスでもあります。
興味のある人はぜひリンクから資料請求してみてください。
その上で著者印税が何パーセント程度なのか(10%〜50%の間のようです)、出版までの流れ、社風などを直接問い合わせてみることをお勧めします。