なぜ94%の人が出版を諦めるのか?
あなたの周りには、出版をしたことがある人はいるでしょうか。
中には私の周りにたくさんいますよという人もいるかもしれませんが、普通の人は出版経験者の知り合いは誰もいないか、いても一握りだと思います。
実は、ざっくり計算すると出版経験者は500人から1,000人に1人程度です。(参考:出版をしたことがある人はどれくらいいるのか?)
つまり出版経験がある日本人は人口の0.1-0.2%程度しかいないのです。
ちなみに本出版に関するアンケートの集計を見ると、「本を出版した事がある」「是非出版してみたい」「チャンスがあればしてみたい」と答えた人は100人中71人。
7割以上の人が出版に興味を持っていることが分かります。
■本出版に関するアンケート(2018):
そう考えると、出版に興味がある人のうち、実際に出版を行なっている人の数は1%以下ということになります。
99%以上の人は出版をしてみたいにも関わらず、実際には出版をしていないのです。
それでは、何故99%以上の人が出版に興味があるにも関わらず、出版をしていないのでしょうか。
上記のアンケートのコメントを見たところ、以下の理由が多いことが分かりました。
■あなたが出版をしたことがない理由:
・出版は有名人や一部のすごい人がすることだから。
・一般人の書いた本なんて誰も読んでくれないと思う
・現実的にイメージが湧かないから、行動に移してみようと考えたことがなかった*出版に興味がある人のみ回答
*代表的な解答例
これらの回答から分かるように、ほとんどの人は何らかの理由で「自分には無理だろう」と思い込んでいます。
つまり、行動に移すまでもなく諦めているようです。
自分には出版なんて無理だよ・・・はただの思い込み
しかしながら、彼らの「出版をしたことがない理由」は、実際のところただの思い込みでしかありません。
一般人で出版をしている人など山ほどいますし、有名人の中には出版をしたから有名になれた人も多いです。
一般人のベストセラー本も非常に多いですよね。例を挙げればきりがありません。
特に実用書やノンフィクションのジャンルは一般人の著者ばかりです。
結局のところ、一般の人には「出版の具体的な方法」のイメージが付かないことが、ほとんどの人が出版を行なっていない唯一の原因です。
実際、出版が現実的な機会として目の前に転がってきたり、誰かが出版の方法を手取り足取り教えてくれる状況だとすれば、多くの人は「そんな簡単なことだったんだ!」と出版に向けた行動を起こすことはまず間違い無いでしょう。
そして出版に向けた具体的な方法は、編集者の知り合いがいる人はその知り合いに聞く、いない人は出版社が無料で出している出版案内資料などを取り寄せて読んでみることで学ぶことが可能です。(そこまで難しい内容では無いので、要はそれを知る機会があるかどうかですね)
例えば、以下からパレードブックスの出版に関する資料請求が可能です。
■パレードブックスの資料請求はこちら:
パレードブックス では、出版案内資料に加え、デザイン集とサンプル本をなんと無料で取り寄せることが出来ます。
本の出版に関する知識や出版までの流れを把握する意味でも、実際の本のイメージを把握する意味ことには価値があります。
本の出版に興味のある方は、こちらの出版パンフレットとデザイン集、サンプル本を無料で入手しておくことをお勧めします。
「本に書くほど優れたものが無い」というのは本当か?
なお、出版へのハードルとして「書く内容が思いつかない」ということを、出版が難しい理由として挙げる方もいます。
しかしながら、書く内容は幾らでも転がっています。
お友達と、半日おしゃべりをして、それを文字に起こすとどの程度の字数になるかご存知でしょうか。
一般的に人の会話は1時間あたり1.5万字〜2万字と言われています。
本は一般的に10万字程度のものが多いので、5〜6時間分の会話を書き起こせば、丸々本一冊分完成です。
(中略)
そうすると、あなたが体験したものや得意なもの、好きなもの、興味があるものであれば、書ける気がしてきませんか。
文字数を理由に執筆にハードルを考える方がいらっしゃいますが、「半日話し込める」「いくらでも語りたい」内容を題材にすれば、執筆経験がない方々でも難なく書き切ることができます。
あなたがハマっている事、楽しかった思い出、人に話したいことがあればなんでも構いません。
あなたは気づいていないかもしれませんが、実は実際出版されている本の多くは、ほとんどはそのような背景から出版されていたりします。
文章を書くのが大変ならゴーストライターを雇ったっていい
他にも「アイデアはあるが執筆能力がない」ことを理由に挙げる人も多いです。
しかしながら執筆は自分が話した内容を書き起こすだけだと考えれば難しいことではありません。
自分で録音して書き起こせば良いですし、どうしても書くのが苦手であれば、取材してもらってライターに書いてもらってもよいのです。
実際、管理人が出版した本にも1冊、ライターさんに取材してもらって書いてもらった本があります。
当時は「まだアイデアしかないが本を出したい」という状態でしたが、実際に本として書店で売られています。
なぜ普通の人でも出版すべきなのか?
この記事を見ているあなたは、「出版したい!」という思いを心のどこかに持っていることでしょう。
そんなあなたならわかっていることだとは思いますが、実際に出版をした一般人である管理人が考える「本を出版するメリット」をせっかくなので共有させて頂きます。
■本を出版するメリット:
・名刺よりはるかに強力な自己PRになる
・その道の専門家として認知され、あなたの信用度が上がる・自分の伝えたいこと、思いを広く伝えられる
・営業や自社のサービスのマーケティングに役立つ
・就職に有利になる
・自慢できる
・印税が入る・自己満足になる
・親孝行になる
このように、挙げていけばきりがありません。
個人的な思い出を話すと、特に最後の親孝行は私にとっては出版して良かったと最も思えた点でした。
両親と祖父母は、私が本を出版したと知るや否や盆と正月が同時にきたかのような大騒ぎになりました。
「うちの息子が本を出した!」「うちの孫が出版した!」と知り合い中に私の本を紹介して回っていました。
そんなに喜んでもらえるなら出版した甲斐があった、と心から込み上げてくる嬉しさがあったのを今でも覚えています。
まとめ〜1%以下の人しかいない「出版した人」は東大生/東大卒よりも希少
「ちなみに冒頭の94%はどこにいったんだ?」と思われた方、大変申し訳ございません。
94%いうのは何かのネット記事で読んだ数字だったのですが、実際に検討してみたところ、出版経験者はそれよりももっと希少で1%未満という結論に行き着きました。
世間で言われている以上に出版したことがある人は少ないのかもしれません。
しかしながら、ここまで読んで下さったあなたは、ほとんどの人が出版を現実的に考えない事、考えても実行に移さない事、そしてこの心理的ハードルを突破する人は1%未満しかいないが、意外と難しくないという事、これらを理解してくださったと思います。
東大生/東大卒は日本人の約0.3%、本出版経験者は0.2-0.3%程度ということを考えると、実は本出版は東大/東大卒と同じかそれよりも希少なのです。
そう考えると、あなたが本の出版をしたならば、東大生/東大卒と同じくらいのインパクトや信頼性を多くの人に与えることが出来ます。
意外と難しく無いにも関わらず、本の出版はあなたの価値を大きく高めます。
本出版に興味があるのであれば、是非現実的に出版に向けて行動を起こしてみてください!