文芸社で画集を自費出版した体験談(文芸社の口コミ、評判)
自分の絵を画集として自費出版して形に残したかった
画集の自費出版を考えた理由は、自分で描いてきたデジタルの絵を、本という形にして手元に置きたかったからです。
10冊程度で良かったので、初めは印刷所で自分で刷ることも考えました。
しかし、品質が低くなってしまい後で後悔することになっては「自分の集大成を本にする」という目的を達成できません。
しっかりとしたものを作り、最低でも友人に販売出来るクオリティにしたいと思い、ネット上でも評判の良かった文芸社に依頼することに決めました。
地方に住んでいたため、実際の出版社とのやり取りは電話とメールになりました。
しかし、不明な点は丁寧に説明してくださったので、はじめての出版でしたが安心してやりきることが出来ました。
なお、自費出版に際して驚いたことは出版の冊数です。
当たり前に1冊単位で出版できるものだと思っていたのですが、多くの出版社では10冊単位からが多いようです。
多くの方が100冊、500冊、1000冊、10000冊など、ある程度まとまった冊数で自費出版しているとは思いますが、1冊からの出版を受け付けていない出版社があるとは思っていませんでした。
私の場合、文芸社さんが1冊あたりからの出版を受け付けていたので、10冊という少ない冊数でも対応してくださり、ラッキーでした。
色の表現が難しい?イメージ通りの画集を自費出版するには・・・
画集の出版で最も重要なのは「イメージした色がしっかり表現されるかどうか」です。
紙の質や色合いに拘ると値段も高くなるので、どこまで拘るかの線引きが少し難しかったです。
また、実際に印刷してみないと色の出方も分からないので、何度も色見本を見比べたり、紙を変えたりとしましたが、大変ながらも楽しい作業だったと振り返れば思います。
他にも、絵のサイズと画集のサイズを揃えるというのも一手間かかりました。
描いた絵の中にサイズが小さいものもあったのですが、拡大縮小するとややイメージが変わってしまったりということもありました。
今後2冊目の自費出版も見据えて、画集のサイズに対応した大きさの絵を描くことも検討しようと考えました。
他にも、遊び紙のデザインを画集のテーマにそったものにするなど、非常にこだわって作成しました。
手にとってくださった友人からも、「手元に置けてよかった」と言葉をいただいて、「本という形にする素晴らしさ」を身にしみて実感することが出来ました。
対応が良い!文芸社で画集を自費出版して良かった点
少数部から対応してくださるところが良かったです。
出来上がった本の色合いが想像通りになっており、大変満足のいく結果になりました。
相談にも乗ってくださり、忙しい中でも質高く対応してくださった感じます。
紙質や色合いも何度か検討し直したにも関わらず、その都度丁寧に対応してくださったので好印象でした。
また依頼からのスピードが早く、レスポンスも早いため安心できました。
価格も他社に比べるとお手頃でよかったです。
受注、発送も担ってくださるためデータを送れば自身の手続きがいらない点も良かったです。