本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

大学生でも出版は可能か?22歳(大学4年生)で出版した私が解説します。

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大学生の出版って可能?高校生は?

まず初めに、大学生の自費出版のおすすめはこちら

 

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大学生で出版をしている方はあまり多くないこともあってか、「大学生でも出版は可能なのか?」ということを気にしている人は一定数いるようです。

同様に「高校生でも出版は可能?」「10代・20代で出版するって現実的?」などの疑問を持つ方も多いです。

 

これらの質問に答えると、大学生の出版は可能ですし、十分現実的です。

 

同様に高校生でも出版は可能ですし、何より若いうちに出版をするメリットがあまりにも大きいので、可能な限り出版をしておくことをお勧めします。

 

以下では大学生向けとして説明していますが、高校生や10代・20代の若者にとっても同じく理解出来る内容かと思いますので、是非読み進めてみて下さい。

参考:本の出版に向いている人、向いてない人の4つの特徴。本の著者適正チェックをしてみよう!

なぜ出版が可能と言えるのか?

まずここではっきりさせておきたいのですが、出版は誰でも可能です。

出版社が著者に出版をしてもらいたいのは、その著者の本を出すと出版社が儲かるからです。

その意味では「出版をすれば売れる内容」を執筆出来るのであれば、10代でも大学生でも出版は可能です。

恐らく、皆さんは無意識のうちに以下のように感じてしまっていたのではないでしょうか。

「紙の本を出版している人は周囲にほとんどおらず、実際に出版している人は有名作家や芸能人、大学教授など著名な方ばかり。出版って凄いことで、ハードルも高い。自分には雲の上の話だろうなあ」

このように、出版自体を現実的なこととして検討していなかったのではないでしょうか。

しかし、出版自体は実は意外と低いハードルです。

その割に世間一般では高いハードルだと思われているので、お得感満載な行動なのです。

参考:なぜ94%の人が出版を諦めるのか?

むしろ大学生の方が出版に有利な理由

しかし、多くの方は「そんなに文章力はないし・・・」「そんな特殊な体験はしてないし・・・」などという理由で、本を出版することが現実的ではないと思うかもしれません。

そこでまず「そんなに文章力はないし・・・」に回答すると、例えばエッセイ本や自己啓発本であれば文章はゴーストライターに任せるという手もあります。(小説や文学の場合は自分で文章を書かなければいけないかもしれませんが。)

次に「そんな特殊な体験はしてないし・・・」に回答すると、それであればこれから特殊な体験をすれば良い話です。

実際に出版されている本をいくつか見てみましょう。

参考:書籍が何冊以上売れたら大ヒットか。何万部からベストセラーか。【日本、世界のベストセラーまとめもご紹介】

学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話
世界で一番寒い街に行ってみた」
やってよかった!1日一食!
マインドフルネスとスキーマ療法やってみた

どれも時間をかければ取り組めることばかりですね。

バイクで日本一周して本を出す人がいますが、大学生なら夏休みで出来ますよね。

慶應への合格もコツコツ頑張れば高校生で出来る人は多いのではないでしょうか。

世界一寒い街に行くのも冬休みを使えば余裕です。

1日一食ダイエットを試してみてその効果を本にまとめるのも難しくありません。

マインドフルネス(瞑想)を実践してみてその効果をまとめるのも仕事で日々忙しくしている大人より相当楽に成し遂げられるでしょう。

 

このように、時間がある大学生の方が、大人よりも実は出版し易いともいえます。

 

社会人は会社で働いている時間が忙しくがっつり出版活動に時間を割くことができません。

それに対して大学生は授業の空きコマを執筆に充てることもできますし、長期休暇など出版に向けたネタ作りをする時間も十分に確保出来ます

例えば大学ごとの特色を調べて、それぞれの学生へインタビューを行ってみたり、各学校のインカレサークルに入り、比較を体験談として書くことも良いかもしれません。

(例えば「青山学院大学の女子は何故可愛いのか?調べてみた」という本があったらちょっと目を引きますよね)

社会人で出版を行う人はある程度いますが、大学生で出版を行っている人はほとんどいません。

出版社の立場からすれば「大学生が出した本!」という宣伝も出来るので、同じ内容であれば若い人が出した本を採用するのは容易に想像出来ます。

その希少性の高さによって世間から注目されやすいのです。

参考:ゴーストライターに代筆を頼んで出版する方法とその費用・相場について

大学生が出版するとどんなメリットがあるのか

実は大学生は出版し易いことに加え、出版のメリットも非常に大きいです。

 

■大学生が出版するメリット

1.非常に希少な存在になれる
2.就職活動時の大きな武器になる
3.専門的な知識と論理力が身に付く
4.自信を得ることが出来る
5.印税を得ることが出来る
6.親孝行になる

以下解説していきます。

1.非常に希少な存在になれる

大学生で出版を行っている人は非常にレアです。

 

恐らく大学4年間を通しても自分の本を出版する人は0.005%程度でしょう。

 

こう考えると本の出版経験者は東大生以上の稀有な存在ですが、やはり「紙の本を出版した」という実績は強烈な「凄いヤツ」の印象を周囲に与えます。

これにより様々な恩恵を得ることが出来ます。

2.就職活動時の大きな武器になる

出版したという事実を凄いと感じるのは面接官も一緒です。

その著者が大学生であればなおさら凄いと感じるでしょう。

実は出版経験は出版関連会社だけで活きるわけではありません。

一般企業の面接官は「コイツはその出版したジャンルにおいて高い専門性を持っているのだな」「一つのことを成し遂げ、評価されたのだな」と考えます。

 

その意味で出版経験は面接時の強力な武器になります。

 

実際、22歳で出版経験がある当サイトの管理人は、出版経験を活用し当時五大商社や有名外資系企業などから内定を貰うことが出来ました。

3.専門的な知識と論理力が身に付く

本を書くというのは知識を得、それを他人に伝えるために分かりやすく整理するという機会です。

例えば「青山学院大学の女子は何故可愛いのか?調べてみた」という本を書くとしましょう。

恐らく100人規模の青山学院大学の女子学生にインタビューをすることになりますが、その過程を通じて、質問力、インタビュー力、女性との会話力などが身に付きますし、その情報をまとめる上で統計学の知識を学ぶ必要があるかもしれません。

他にも女性の育ちのバックグラウンド、共通点などの知識も溜まりますが、例えば化粧品会社に就職したらマーケティング活動時に役立つ知見として活用出来るかもしれません。

またこれらの内容を本にまとめる上で、読者に分かりやすく説明するために、問題を構造化する力、分かりやすく物事を整理する力も身に付きます。

本を書くというのは努力をすれば出来ることですが、その過程で多くの力を身に付けることが出来る活動なのです。

参考:こんなテーマを編集者は待ち望んでいる!出版希望者に知って欲しい面白いテーマの特徴3選

4.自信を得ることが出来る

自信」も出版による恩恵の一つです。

出版したという実績、周りから一目置いて見られているという事実が、知らず知らずのうちに自らの中に自信を芽生えさせます。

この自信は非常に大きなもので、自らを行動的にし、魅力的にし、物事の成功率を高め、人生全てを豊かにしてくれます。

5.印税を得ることが出来る

当然印税による収入も大きなメリットです。

大学生の収入の代表的なものはアルバイト収入でしょう。

多くの大学生は時給1,000〜1,300円程度でコツコツ働き、月収数万円〜10万円程度を稼いでいると思います。

 

アルバイトも社会勉強として非常に大切なことですが、もし印税で収入を得ることが出来ればアルバイトより大きな収入を得る事も可能です。

 

印税率は一般的に商業出版で10%弱、自費出版で50〜70%と言われています。

例えば商業出版で1,000円の本を5,000冊販売すれば50万円もの収入を得る事が可能です。

アルバイトでこの収入を得る場合は時給1,000円で500時間働く必要があるので、500時間で価値ある本を書ければ、数多のメリットも得た上で収入も得られる状況となります。

参考:出版社でアルバイトをする方法!募集している出版社の見つけ方や業務内容を解説します。

6.親孝行になる

管理人も本を出版したことがありますが、正直一番びっくりしたのは、両親と祖父母が大喜びしたことでした。

田舎の親戚、近所の家中に「うちの息子/孫が出版した!」と言って周ったらしく、個人的には恥ずかしいので辞めてほしかったのですが、親・祖父母は非常に嬉しかったようです。

 

実際に皆さんもご両親が喜んでいる姿を見たら、本を出版して良かったときっと感じると思います。

 

何にも増して親孝行になる行為かと思いますので、その意味でも本出版はオススメです。

10代の高校生でも出版は可能!

なお、今回は大学生の方向けに説明して参りましたが、冒頭で記載の通り高校生でももちろん出版可能です。

上記の説明の大半は高校生の方にも当てはまると思います。

実際に2019年にも青羽悠さんや坪田侑也さんという作家が高校生にして小説を出版しています。

この坪田さんは中学3年生の夏休みにも、沢山ある時間を活用にコツコツ執筆し、「探偵はぼっちじゃない」という小説を出版しています。

このように社会人や大学生どころか高校生で出版を行い、デビューしている作家さんもいらっしゃいます。

 

そのため年齢に関係なく、若い方がチャンスだという意気込みで、出版に向けて積極的に活動をしていきましょう。

 

参考:初心者作家に必須の小説の書き方準備の基本 おすすめ書籍も紹介!

具体的な出版の方法は?

一部の出版社が出版パンフレットを提供しており、内容は非常に整理されているので、それを参照するのが出版方法を学ぶ近道です。

 

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資料請求は無料です。

 

本の出版に関する知識や出版までの流れを把握するためにも、本の出版に興味のある方は、こちらの出版パンフレットを入手しておくことをお勧めします。

 

また、当サイトの記事「出版社にあなたの本を出したいと思わせる方法」や「本を出版するまでの具体的な流れ」なども参考にしてください。

是非積極的に出版に向けて活動をしてみてください!応援しています!

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