リーブル出版で詩集を自費出版しました。(リーブル出版の評判、口コミ)
リーブル出版で詩集を出版した体験談
学生時代から書きためていた詩が一定の量貯まったので、自分の本を出版してみたかった。
自費出版が出来るようになったのは時代のおかげでもある。
それは同人誌の隆盛である。
かつて、1冊自費出版をしようとなれば100万円は覚悟する必要があった。
出版を引き受ける業者も少なかった。
それが二次制作を含む同人誌市場の拡大によって、少量でも作ってるくれる出版社が増えていたのであった。
単行本サイズでハードカバー。
表紙はテンプレートで選んでタイトルだけ指定した。
それで100冊で38万。
こんなに安く夢が叶うとは思っていなかった。
参考:自分の気持ちを込めたポエムを残そう!ヒットした歌集・詩集・俳句本の紹介と、自費出版におすすめの出版社
「横書き」で詩集を書くのに苦労した 〜
工夫したのは「横書き」であること。
ネットはすべて横書きである。
それなら時代に合わせるべきだろうと思った。
大変だったのは、校正である。
いかんせん私が慣れていない。
リーブル出版の担当の人も最低限の校正はしてくれたが、詩集だけに独特の言い回しがある。
倒置法どころではない。
それが間違いなのかわざとなのか。
私にしか分からない文脈も多々あった。
そのために、原稿を何度も往復させて直したり戻したりする作業となった。
リーブル出版の担当の人にはずいぶん苦労をさせたようである。
しかしその人は根気よく付き合ってくれて、背表紙には特に依頼したわけでもないイラストまで付加してくれた。
あれには感動した。
リーブル出版の担当者の良かった点(口コミ、評判)
作品の中にひとつだけ長編詩があって、そこに「ヤマガラ」という鳥が出てくる。
森の中ではありふれた鳥であるが、その鳥が大きな意味を持つことになる作品であった。
そして最初の見本ができあがったとき、その「ヤマガラ」が背表紙のタイトルの下にイラストとして描かれていた。
リーブル出版の担当の人が気を利かせてくれたのである。
その親切もさることながら。
自分の作品をちゃんと読んでくれたことに感動を覚えた。
また、通しナンバーを入れたいと申し込んだら、無料で(手作業で)最後のページに刻印を打ってくれた。
いろいろと嬉しい経験ばかりの自費出版であった。