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未経験から出版社の内定獲得?新卒でも採用される最強の就活メソッドを元外資コンサルが解説します【学歴がなくてもOK】

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未経験で学歴がなくても内定を勝ち取ることは可能です!出版社に就職するためには必要なことは1つだけ!

新卒で出版社に入社するのはハードルが高そう・・・
大手出版社は高学歴大学ばかりだから新卒で就職は厳しい・・・?
未経験から出版社に中途で就職するためにはどうしたらいいんだろう・・・
やはり出版社でアルバイトやインターン経験がないと新卒での採用は厳しい・・・?
どういう志望動機だったら有利になるのかな・・・

出版社での就職活動について、このような疑問を抱いてはいませんか?

実際、出版社、特に大手出版社から内定を貰うのは非常に難関といわれています。

事実、採用応募の受験倍率もトップクラスに高く、最大手出版社3社の倍率は100倍以上

実際に採用情報が公開されている講談社の採用ホームページを見てみると、なんと2020年の新卒は倍率129倍。。。

  受験者数 通過人数 通過率(内定率)
書類選考 2,712人 1,131人 41.7%
筆記試験 1,028人 600人 58.3%
一次面接 577人 222人 38.4%
二次面接 216人 75人 34.7%
三次面接 73人 25人 34.2%
総務面接 24人 24人 100.0%
最終面接 24人 21人 87.5%
最終倍率 129倍

厳しい、難しいのはわかってる。
でもなんとかして出版社から内定をもらいたい!

この記事はそんな皆様のために執筆しました。

大手出版社に内定をもらった後輩にこっそり教えた裏技を、この記事で公開したいと思います。(広めすぎないでくださいね)

その裏技は「実際に出版をすること(1冊だけの自費出版でOK)」です。

この裏技が最強の理由は以下3つです。

■実際に出版をすると最強の出版社就職対策になる理由:
「出版社の社員の観点、著者の観点を両方理解できる」
「誰にも否定出来ない明確な志望動機を作ることができる」
「他の人がやらない方法で自分を差別化している」

強い学歴でなくとも、専門性がある学部でなくとも、未経験で職歴がなくとも大丈夫。

高卒、専門卒、短大卒、大学生、既卒、第二新卒、中途転職組・・・

この裏技は誰でも使うことが出来ます。

それでは、具体的な方法を説明していきます。

最強の出版社就職対策は新卒でも転職でも「実際の出版経験」。採用面接をする出版社社員の立場で考えよう。

おそらくなぜ「実際の出版経験」が最強なのか、まだしっくりきていないと思います。

安心してください。

みなさんが腑に落ちるように丁寧に解説します。

その上で、具体的な方法を説明させてください。

出版社の就活で内定をもらうために必要なことは「面接を突破すること」です。

ESやWebテストなどがある場合もありますが、これらは基本は学歴フィルターと同じ。

最終的に内定の有無を決めるのは、面接を突破できるかどうかです。

そしてその面接相手、面接官は当然出版社の社員なわけです。

では、面接官の立場からしたら、どんな方を採用したいでしょうか。

一緒に考えてみましょう。

高学歴の学生の方が活躍しそうだな・・・
未経験より経験者の方が活躍しそうだな・・・
コネがあるヤツを採用しよう・・・
DTPの資格保持者がほしいな・・・
読書量が多いヤツを次の面接に進めよう・・・

こう思った方、違いますよ。

今面接しているあなたは「将来一緒に働く同僚になるかもしれない人」。

であれば、次の面接に進めたいと思う人、採用したいと思う人は以下の条件を満たした人です。

■出版社が採用したい人材は:
「この人なんかいいなあ。一緒に働きたいなあ」と感じる人

では、このように出版社社員に感じさせるために必要なことはなんでしょうか。

それは「活躍している出版社社員と同じ特性を持っていること」です。

ここで、記事の冒頭で説明した「本の出版実績が最強の就活対策である理由」をもう一度振り返ってみましょう。

■実際に出版をすると最強の出版社就職対策になる理由:
「出版社の社員の観点、著者の観点を両方理解できる」
「誰にも否定出来ない明確な志望動機を作ることができる」
「他の人がやらない方法で自分を差別化している」

本を出版する際には、出版社の営業や編集者と何度もやり取りをする必要があります。

実際の出版の各フローで出版社の社員がどんな仕事を抱えているか。

出版社で働かないとわからない「出版社の社員の観点」を実体験とともに垣間見ることが可能です。(だからアルバイトやインターン経験者は強いのです。)

また、本の著者は出版社からするとお客様です。

本を出版することで、著者がどのように感じるかを身をもって知ることができるので、お客様の目線も身につけることが出来ます

このような人材は、出版社社員からすると感覚が近い存在に違いありません。

加えて志望動機も明確です。

■本を出版すると話すことができる志望動機:
「本を出版した際、出版社社員と一緒に仕事をしてみて、このような仕事をしてみたいと強く思うようになった」

実際の経験に紐づいているため、根拠も強力で、「この人は口先だけでなく本当に一緒に働きたいんだなあ」との印象を与えることが可能です。

そして極め付けに「他の人がやらない方法で自分を差別化している」こと。

実際、「出版実績を作る」「出版社社員との関わりから志望動機を醸成する」という裏技は、用いている人がほとんどいません。(過去に一人も見たことがありません)

「出版した奴がいる」

その意味で、強烈な印象を面接官に残すことが出来ます。

「出版」は心理学でいうところの「フック」になります。

「出版したんですよ」

もしあなたが誰かにこう言われたら、どんな本を出したか聞きたくなりませんか?

面接官は間違いなく、本の内容に関しあなたに質問してきます。

逆に言うと、あなたはその質問が来ることが分かっているわけですから、質問に対する回答を事前に準備することが可能です。

もはや、イージーゲームですよね。

どう言う理由でどんな本を出したかを説明し、そのエピソードがあなたのことを魅力的にアピール出来るものになっていれば、なんなく次の面接のフローに進むことが出来るでしょう。

これは最強の出版社就職対策です。

事前に聞かれる質問が分かっているわけです。

有利なことこの上ありません。

だからこそ、出版社に就職するためには本を出版するべき、と私は後輩にアドバイスをしました。

その結果、後輩は見事、最難関出版社2社から内定をもらうことができました。

でも出版は難しい?厳しい?出版社に就職するためには出版しろといわれても・・・

やり方は分かったけど、どうやって出版すればいいの?
出版って普通の人には出来ないでしょ・・・
本にする内容がない・・・
面接まで時間がないからこの方法は無理・・・
自費出版するにしてもお金がない

ここまで読んだあなたは、おそらくこのような疑問を抱いているのではないでしょうか。

大丈夫です。安心してください。

全ての内容に回答します。

①やり方は分かったけど、どうやって出版すればいいの?

本出版の流れはこちらの記事で説明しています。

参考:本を出版するまでの具体的な流れ

ただ、出版社に問い合わせると丁寧に手順を教えてくれるので、出版社に問い合わせてみるのがベストです。

また、たとえば文芸社無料資料請求すると、本の出版に関する知識や出版までの流れをまとめた資料を送付してくれます。

出版社作成の資料が一番具体的で理解が早いので、真剣に出版社に就職したい方は入手しておきましょう

 

*こちらから文芸社の出版に関する資料請求が可能です。

(資料に同封されている担当者の連絡先に問い合わせるのでもOKです。)

②出版って普通の人には出来ないでしょ・・・/ 本にする内容がない・・・

全く問題なくできますよ。

実際私自身大学生の時に本を出版しています。

参考:大学生でも出版は可能か?22歳(大学4年生)で出版した私が解説します。

こちらも参考までに。

参考:大学生こそベストセラーを狙おう。普通の大学生こそベストセラーが出しやすい理由を解説します。

参考:全く無名のビジネスマンでも本を出版出来る理由とその方法、優位性について

人間自分にしかない経験はいくらでもあるものです。

極端な話、ニート時代の心情をまとめた書籍「ニートは何を考えているのか?」を執筆しました、でも良いわけです。

自分の過去を振り返っていけば必ず出版できる経験が見つかります。

③面接まで時間がないからこの方法は無理・・・

自費出版であれば1ヶ月で可能です。

参考:本出版は1ヶ月で可能?出版にかかる期間や全体のプロセスを解説!

また、面接まで1ヶ月もなかったとしても大丈夫

「今、出版に向けて執筆中で、出版社とやりとりしています」と説明することが出来ます。

少しでも出版に向けて取り組んでおけば、出版社の観点を他の志願者以上に理解することができるようになります。

面接の会話の中のふとした場面で、面接官に「ああ、こいつは出版社の観点をわかってるやつだな」と感じさせることが出来るでしょう。

④自費出版するにしてもお金がない

部数を限れば高々数万円〜数十万円です。

仮に1冊も売れなかったとしても、出版社に入社するメリット、採用後に稼げる給料とのトレードオフで考えてみましょう。

数値ベースで考えることは非常に重要です。

「30万円と出版社内定、どちらかひとつもらえるならどちらを取るか?」

このように条件を並べて比較することが重要です。

物事の優先順位を間違わないようにしてください。

参考:自費出版の費用や原価はいくら?各社比較から予算の適正相場や目安を把握しよう!

本を出版するのは誰でも可能。なのに誰もやらない。

この方法は高校生、専門学生、短大生、大学生、既卒、どの立場であっても使うことが出来ます

高校生であればインターンに採用されることは現実的に難しいですし、社会人でアルバイトをするというのは職歴に傷をつけてしまいますが、本出版であれば関係ありません。

高卒採用、短大卒採用、大学生新卒採用、第二新卒採用、正社員、契約社員、どのルートで就職を希望されている方でも本出版は活用出来る方法です。

しかし、ほとんどの人はこの記事を読んでも行動を起こしません。

なんとなく出版という行動を雲の上の存在に感じているからです。

したがって、今この記事を見ていることがあなたの優位性です。

思い立ったが吉です。

すぐに行動を開始することをお勧めします。

一番まずいのは、記事を読んでなんの行動も取らずに満足して終わってしまうことです。

出版社への問い合わせでも、資料請求でも、電話でも、今すぐ行動を起こしてください。

頑張ってください!内定報告をお待ちしています!

 

*こちらから文芸社の出版に関する資料請求が可能です。

資料請求は無料なので、本の出版に関する知識や出版までの流れを把握する意味でも、本の出版に興味のある方は、こちらの出版パンフレットを入手しておくことをお勧めします。

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