【出版社情報】スクウェア・エニックスの出版の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
スクウェア・エニックスとは?
正式名称 | 株式会社スクウェア・エニックス |
本社所在地 | 東京都新宿区 |
強いジャンル | ゲームの攻略本、コミック |
代表作 | 鋼の錬金術師、転生賢者の異世界ライフ |
*画像は公式サイトから引用
ゲーム開発と本出版の両輪で闘う会社
スクウェア・エニックスは、スクウェアとエニックスという2つの会社が2008年に合併して出来た会社です。
本社は新宿にオフィスビルを構え、その独特なデザインから観光地としても有名です。
メイン事業はゲームの開発・販売であり、主に旧エニックス社で行われていた出版部門での事業も並行して運営しています。
出版事業は、当初ゲーム会社として人気TVゲーム「ドラゴンクエスト」の公式ガイドブックやノベライズ作品の出版から始まりました。
その後、その派生として漫画事業に踏み出し、国民的大ヒットとなった「鋼の錬金術師」も連載されていた月間雑誌「少年ガンガン」などを制作、発売しています。
現在ではゲームの攻略本「アルティマニアシリーズ」の出版も行なっています。
大人気TVゲームである「ファイナルファンタジー」や「キングダムハーツ」の公式”アルティマニア”は、非常に人気でファンが多い作品です。
また最近では「小説家になろう」などの小説投稿型サイトの人気作品を漫画として書籍化するという事業も行っています。
有名作品では「転生賢者の異世界ライフ」「魔王になったらずっと俺の無双ターン」「おっさん冒険者ケインの善行」「たとえばラストダンジョン前の村の少年が序盤の街で暮らすような物語」などがあります。
スクウェア・エニックスの出版とその特徴
スクウェア・エニックスは、上述の通りゲーム会社ならではの視点やイラストを用いた出版が多いです。
現在発刊中の「少年ガンガン」は少年誌や少女誌の雰囲気が混在する独特な誌面であることから、スクウェア・エニックス系漫画とい新しいジャンルを築き上げました。
従って、スクウェア・エニックス系の代表的なジャンルである「なろう系(=小説家になろう系)」の作品を書いている人や、「なろう系」の作品を漫画化する際にイラスト担当したい人が活躍出来る出版社だと言えます。
なお、一般の自費出版は行なっていないようです。