【出版社情報】扶桑社の特徴と評判、その傾向（メリットとデメリット）
扶桑社とは？
| 正式名称 | 株式会社扶桑社 |
| 本社所在地 | 東京都港区芝浦 |
| 強いジャンル | 雑誌 文庫本 一般書 など |
| 代表作 | 週刊SPA！ シンプルプラン 大人になってやめたこと など |
＊画像は公式サイトより引用
フジテレビジョンの出版事業会社として設立された出版社
扶桑社はそのロゴからも分かる通り、フジテレビジョンの出版業務を担う会社として設立された出版社です(1987年設立)。
そのため芸能関連の雑誌やテレビ番組の書籍化を行った出版が中心です。
中でも「SPA!」は時代を切り取るビジュアル週刊誌として、長い間読者からの支持を得る看板雑誌になっています。
また、芸能関連以外の雑誌も、人々の生活に関係する雑誌が多く、例えば生活情報誌の「ESSE」や、マンションリノベーション雑誌である「relife」、家作り雑誌である「Sumai」などが人気を博しています。
それ以外では、テレビ会社の出版業務を行なっていることが特筆出来る点です。
「たけし・逸見の平成教育委員会」や「オールナイトニッポン」「笑っていいとも」など各人気番組付属本や書籍版の発刊も手がけています。
扶桑社の出版の特徴とその評判
扶桑社の出版の特徴は、まず第一に芸能関連の書籍に強いことです。
フジテレビジョンのテレビ番組関連の書籍(「ネプリーグ」など)や、芸能人の著作(リリーフランキー著の「東京タワー・オカンとボクとときどきオトン」など)であれば出版へのハードルは低そうです。
また芸能人でなくとも、話題性がある人物の書籍は出版の事例が多そうです。
例えば有名ブロガーや、ネットニュースで取り上げられた人物の出版事例も複数確認できます。
従って出版希望の場合はまずはWebメディアなどで自らを有名にするのが手っ取り早いでしょう。
YoutubeやTikTok、Instagramなどのツールを使いこなし、セルフブランディングをするところから始めるのが良さそうです。
なお扶桑社では自費出版も行っています。やはり名の知られた出版社で出版が出来るメリットがありますが、出版費用が比較的高いのがネックかと思います。
自費出版を行なっている企業は下記にもまとめてありますので、ご参照ください。
また、扶桑社では企業向けにカスタム出版(企業出版)も行なっています。
カスタム出版を行なっている企業の比較表も下記記事下部に記載しておりますので、興味がある方はこちらもご参照ください。
参考：コスパ最強！トップ1%の成功者が行うブランディング出版・カスタム出版(企業出版)とは？各社の比較表とオススメ出版社も紹介！