【出版社情報】旺文社の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
旺文社とは?
正式名称 | 株式会社旺文社 |
本社所在地 | 東京都新宿区 |
強いジャンル | 参考書、学習教材 |
代表作 | 螢雪時代、英単語ターゲット、大人のための健康脳ドリル |
*画像は公式サイトより引用
受験業界での収益化に成功した先駆者的出版社
旺文社は1931年に創設された教育専門の出版社です。
元々は模試、通信教育、受験生向けラジオ講座、学習参考書の出版という複数事業を行なっていましたが、次々に競合に敗れ、現在では学習参考書の出版に特化した事業を行なっています。
特に大学入試関連の雑誌や書籍の出版で有名です。
例えば「英単語ターゲット」は受験生向けの有名英単語帳ですし、センター試験向けの「傾向と対策シリーズ」も恐らくほとんどの大学受験性が使用したことがあるのではないでしょうか。
また大学受験生向けの月刊雑誌である「螢雪時代」は、大学受験や大学進学における進路指導の有名雑誌であり、多くの広告に置かれ、特に進路指導の教諭達に愛読されています。
余談ですが、「関関同立」や「産近甲龍」、「大東亜帝国」などの受験用語は蛍雪時代から生まれた造語です。
大学受験以外の学習教材・参考書の出版も行なっており、その中で有名なのは英検の予想問題ドリルや過去問題集です。
他にも小学生向けの絵本や「大人のための健康脳ドリル」など、受験以外の教育ジャンルでの出版も一部ではありますが行なっています。
旺文社の出版とその特徴
旺文社は教育書、特に受験専門書を手掛ける出版社です。
基本的には自費出版は受け付けていないようです。
しかしながら有名な予備校教授による著作なども存在するので、もしご自身が受験ノウハウを持っているのであれば、出版の機会を得られる可能性があります。
例えば偏差値40から東大に合格した、塾の講師で大人気授業を持っている、など話題性をお持ちの方は直接問い合わせを検討するとよいでしょう。