【出版社情報】日本評論社の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
日本評論社とは?
正式名称 | 株式会社日本評論社 |
本社所在地 | 東京都豊島区南大塚 |
強いジャンル | 法律書 雑誌 など |
代表作 | 現代法学全集、法学時報など |
*画像は公式サイトより引用
幅広い分野の出版を行う総合出版社
日本評論社は1918年に創業の老舗出版社です。
本社は東京都豊島区の都会に位置しています。
メインの取り扱いジャンルは文藝や法律書籍となっています。
あくまで主力は上述の2つというだけで日本評論社は幅広いジャンルを手掛けています。
またそれ以外のジャンルで、経済関連の書籍や教育や理工関連の書籍についても取り扱いがあります。
法律のジャンルに関してですが、こちらは創業当初から取り扱っており末弘厳太郎という当時有名な法律学者の書籍を多く発刊していたことから売り上げを伸ばし有名になりました。
また歴史の教科書でもおなじみの吉野作造の「明治文化全集」を取り扱っていたのも、この日本評論社です。
日本評論社の出版の評判とその特徴
日本評論社の特徴は法律系の書籍に対する専門性の高さです。
さらに法律以外にも多くのジャンルに書籍を展開していることも日本評論社の特徴のひとつとして挙げられます。
出版物の傾向としては、どの書籍も専門性が高いことです。
そのため文章や内容が若干スペシャリスト向けとなっていることが多いです。
よってターゲットとしてはどちらかというと玄人や専門家がメインで、専門的な書籍が多く出版されています。
同様に専門家が調べものをする場合や知識を貯める際に役立っており、そういった人々からの評判が良いようです。
日本評論社は「事業出版」という珍しい形態の出版も請け負っています。
こちらは団体の活動実績や研究論文、記念書籍などを請け負う出版です。
そのため個人から請け負う自費出版ではありませんが、団体でなら出版が可能となっています。
興味のある方は是非一度、日本評論社へお問い合わせをしてみてください。
事業出版ではなく個人の自費出版をしたい場合は以下の出版社をまとめた記事をご確認ください。