出版社でアルバイトをする方法!募集している出版社の見つけ方や業務内容を解説します。
実は出版社でアルバイトをすることは簡単です。
人手不足問題の波は出版業界にも押し寄せていて、アルバイトの求人はたくさんあるからです。
例えば、最も出版業界のアルバイト案件掲載数が多い求人サイトの「アルバイトEX」を見ると、例えば次のような求人があります。
■求人情報の例:
*本社所在地:業務内容:時給」の順に記載します・札幌市の出版社:
クリエイティブ・編集・ライティング・校正:1,000円・東京都渋谷区の出版社:
出版編集業務:1,200~1,600円・神戸市の出版社:
グルメ雑誌の編集アシスタント(ライター):900~1,000円・東京都渋谷区の出版社:
出版社マルチアシスタント、原稿作成、新刊管理、プレスリリース、書店流通、電子書籍配信など:990円
こうした求人に応募することで「出版社デビュー」が可能です。
ちなみにアルバイトEX経由でアルバイトが決まると、お祝い金3万円がもらえます。
出版社のアルバイトの業務内容:
実は本を作る仕事は「段取りと調整と変更」の繰り返しです。
従って「ちょっとここだけ手伝ってほしい」という雑務が大量に発生します。
それ故、一定人数のアルバイトを常に確保しておかなければならず、いつも比較的求人で案件が見つかることが多いのです。
それでは、その具体的な業務内容をみていきましょう。
ある出版社のアルバイト求人の業務内容は次のようになっていました。
■ある出版社のアルバイト求人の業務内容
●出版における編集・校正・プロセス管理
●現在、30代から40代の女性が活躍中
●業務
・編集会議で決定された出版物のコンセプト・担当執筆者へ連絡や確認
・期日までに執筆者から原稿をいただき、原稿内容を確認
・原稿内容の誤字・脱字等のチェック
・レイアウトを決定しラフ案を作成
・データを入力
・校正紙を何度もチェック
・最終確認を経て、印刷・製本まで
●必要なスキル
・編集や校正の実務経験
・word、excel等
・コミュニケーション力
・医療系学術誌の編集・校正の経験
●時給
1,200~1,600円
この求人票を出している企業は、単なる雑務をするアルバイトを求めているわけでは無さそうです。
見るに、ほとんど編集アシスタントの仕事といってもいいでしょう。
時給も最大1,600円と、それなりの規模の企業の正社員の初任給並みです。
このように出版社アルバイトは、編集経験を積むのに最適です。
アルバイトをすることで、さらに強く「出版に行きたい」と思えるはず:
出版社の仕事はクリエイティブで、社会的な影響力が大きく、知的で、ほどよくハードで、ドラマチックです。
そして熱い人が多い業界でもあります。
そのため「出版社に入社したい」という若者はたくさんいます。
ただ出版社の仕事も、ただ「本が好き」だけでは務まらないでしょう
ある程度の覚悟と業界の知識が必要です。
そのため、単純にアルバイトをしてみたい人はもちろん、将来出版社の採用選考を受ける前にアルバイトで「出版社の匂い」を嗅いでおきたい方にもお勧めです。