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図書館は本の販売を妨げているのか?

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「図書館」は本の販売を妨げるか?」

書店以外に直接本に触れられる場所というと、まず図書館が思いつくのではないでしょうか。

専門書はもちろんのこと、小説、ライトノベル、文芸、ビジネス書、絵本、レシピ本、雑誌、週刊誌など、幅広いジャンルの本が図書館で利用することができ、大人から子供まで、色んな層の人々の読書の場となっています。

また、自治体によっては読み聞かせのサービスを行っているところもあり、図書館では「若者の読書離れ」を防ごうとする活動も多く見られています。

図書館と書店の大きく違う部分は、もちろん図書館は「(読者が)本を購入する場所」ではなく、「本を借りる場所」ということですね。

図書館をよく利用されている人には、特にベストセラー本は、予約が100も200もたまっていて、中々借りることができなかった……という経験があると思います。

図書館は、その性質上1冊の本を複数人で共有しています。

そのため、「図書館のせいで本が売れなくなってしまったのではないか」と思うかもしれません。

ただその考えは間違っているのではないかと、私自身は思っています。

私自身、図書館を子供の頃からよく利用していましたが、そのおかげで無類の本好きになったという経験があります。

実際に、今でも書店やネットでよく本を買っています。(電子書籍含め)

図書館で本と触れ合うようになった人は、「無料を借りれるから本は買わなくてもいいや」で完結することはないと思うのです。

本来の図書館の役割は、「人」と「本」の出会いの場です。

無料で本が読める場所、という面があることにはあるのですが、それよりももっと強く「本」と「人」をつなぐ場所である、といった役割のほうが重要視されています。

実際には、図書館があるから本を買わなくなった、どころか、図書館をきっかけに読書に慣れ親しんだ、という人の数のほうが多いのではないでしょうか。

そう考えると、むしろ図書館は「これからの読者を増やしてくれる」大切な場所でもありますし、本を購入してくれる「お客様」でもあるのです。

一度図書館で借りた本でも、図書館には期限があります。

本を借りた人が、この本は手元に置いて何度でも読みたいと思った場合には、購入に至るケースもあるでしょう。

そういったことを考えると、図書館は購買意欲を向上させてくれる可能性のある場でもあります。

■参考:国立図書館への献本:

「図書館は出版社にとってのお客様でもある」と書きましたが、実は「国会図書館」だけは少し違っています。

国会図書館には「献本制度」というものがあります。

 

出版社には、「出版された書籍を国会図書館に献本する義務」が課せられており、自動的にあなたの著書は出版社によって(よほど特殊な事情がない限り)国立図書館に納められることになります。

 

また、これは自費出版でも同じく、自ら国立図書館に持ち込むことで献本することができます。

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