本出版ガイド

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ちゃんとやってる?出版した著者が絶対やるべき書店営業ノウハウをまとめました。

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大型書店の入り口付近に平積みされたい!どうやったら出来る?

毎日数百冊の書籍が出版される中でも、出版した自分の書籍をなんとか読者に手に取ってもらいたい・・・!

そのためには、書店で「目に止まるところ」にあなたの書籍を置いてもらうことが非常に重要になってきます。

そんなことをしなくても書籍の内容が良ければ勝手に売れるから自分は大丈夫!

と勘違いしてしまう方も多いのですが、

どんなに良本でも目に留まらなければ読まれる機会すら得られません。

 

そして先にも記載した通り、毎日数百冊の書籍がどんどん出版される現実があります。

それゆえ、見られないコーナーの片隅に置かれているあなたの本は、「全然売れていないから」という理由で、新しい書籍を置くスペースを作るために、短ければ1週間、長ければ1ヶ月くらいで書店から消えてしまいます(出版社に返本される場合がほとんど)

 

それゆえ、書店内で目立つところに書籍を置いてもらうことは非常に重要です。

・店舗入ってすぐのエリアに平積みしてもらう

・書店入り口のワゴンに積んでもらう

・そのジャンルの中でも目立つコーナーに置いてもらう

・ランキングコーナーに入れてもらう

こういったところに置かれるからこそ、目に止まり、手に取ってもらって売れ始め、そして売れる本だからという理由で増刷がかかったり、更に売れる場所に移してもらえるなどの好循環に入るのです。

 

本記事ではそのために出来ることをまとめてみました。

参考にしてみてください。

参考:出版社にあなたの本を出したいと思わせる方法

書店を絞り、書籍を買い占める

1つ目の方法は、書籍を買い占めることです。

例えば都内の大手書店で、1週間で100冊売れる本があれば、ほぼ確実にその週の売上ランキング1位を獲得することができます。

売上ランキング1位に入れば、その書店ではランキングコーナーに置かれたり、平積みされたりします。

 

もちろん1冊1,000円の書籍であれば1店舗あたり10万円の経費が掛かってしまいますので、著名かつ大手の書店のみに絞ってこの戦略を行うのが良いと思います。

例えば都内であれば

紀伊国屋書店 新宿本店
丸善 丸の内店

といった人の出入りも多く、大手の書店でこれを行うと良いです。

 

これにより、大手書店で平積みされたりランキングコーナーに置かれれば、当然その場で買ってくれる人も増えますし、

売上以上に多くの人の目に入るため、例えば都心であればマスコミ関係者の目に入り、何らかのオファーをもらえるなどということもあるかもしれません。

 

また、自分のHPやSNSで「xxx書店 xx店売上ランキング1位!」などと書いて宣伝効果を享受することも出来るので、1店舗でもいいので買い占めは必ずやりましょう。

参考:書店員が教える「著者自らの書店営業」。著者営業は販促活動として効果的!

お金を払ってワゴンスペースを借りる

書店にもよりますが、お金を払うと目立つスペースに自分の書籍を置いてもらえる場合もあります。

 

これも配置によっては視認性が上がるので、発売直後から2週間だけワゴンのスペースを購入しておき、初動で書籍が売れるように促し、書店の売れ筋コーナーに置いてもらえるように頑張る、というのもありだと思います。

これは大手の書店がやっているケースが多いので、もし興味がある場合は出版社の担当者に聞いてみるとよいです。

書店次第ですが、1万円くらいのワゴンもあれば、高いところですと30万円くらいのところもあり、結構差があります。

参考:なぜ94%の人が出版を諦めるのか?

地元の書店に絞って営業をかける

もしあなたが地方出身であれば、地元の書店に集中して書店営業をかけるのは非常にありです。

 

というのは、通常普通の書店は書店員さんまたはその上司の方の判断で配置やランキング、コーナーが決まるため、

これらの方に営業をかけて、心を動かすことが出来れば目立つところに平積みしてもらうなども可能になるからです。

 

そして往々にして、地元出身と聞くとどんな人でも心を動かされますから、営業先は地元の書店に集中させ、

地元出身なんです・・・

と営業をかける際にしっかり言っていくのが良いと思います。

参考:実際に出版した本は書店でどのように陳列されるのか?「棚差し」「平置き」とは?

ファンの方にAmazonのレビューを大量に書いてもらい、そのスクリーンショットを印刷して書店営業をする

SNSなどでフォロワーが多い方や、小説家になろうなどで読者に「レビュー書いてください」と働きかけられる人向けの内容です。

 

つまり、Amazonなどでたくさんレビューを書いてもらい、たくさん星がついていれば、書店員さんは「この本は売れる本だ」と解釈します

 

それゆえ、このような事実を提示できれば、もし書店で目立たないコーナーにおいてあれば

ネットで売れている本なら目立つところに置いてみようかな・・・

と判断させられる可能性があります。

参考:出版社に増刷させる裏技は?増刷(重版)の目安とその利益、増刷させる方法を解説!

POPを作って書店営業をする

書店員さんの気乗りがすれば平積みしてもらえる可能性が高いというのを利用して、書店員さんの心を動かしにいきましょう。

 

例えば、上記の「Amazonでレビューがいっぱいある実績を作る」方法と併用して、ネットで売れている実績とともに、平積みエリアに起きやすそうな自立型の大きめ自作POPを持って行ってみて渡してみてください。

書店営業時に書店員と話して仲良くなれば、このPOPを活用するために、意外とPOPを置くために平積みコーナーに移してくれたりします。

参考:書籍が何冊以上売れたら大ヒットか。何万部からベストセラーか。【日本、世界のベストセラーまとめもご紹介】

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