【出版社情報】SBクリエイティブの特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
SBクリエイティブとは?
正式名称 | 株式会社SBクリエイティブ |
本社所在地 | 東京都港区六本木 |
強いジャンル | ライトノベル IT関連書籍 など |
代表作 | デモンズサモナー Oh!CP 大人の語彙力ノートなど |
*画像は公式サイトより引用
ソフトバンクグループ傘下である出版社
SBクリエイティブはソフトバンクグループ傘下である会社です。
出版業務とデジタルコンテンツ業務を主に行っています。
SBクリエイティブはソフトバンクというIT企業が前身という背景もあり、1999年の創設当初はPC書籍をメインに取り扱うコンピューター系出版社でした。
その後、徐々にライトノベルやIT関連書籍など時代の需要に合わせた出版が多くなり、現在では総合出版社として科学書籍や小説、ビジネス書などの取り扱いも増えてきています。
上記の通り、特に強みとしてはIT書籍とライトノベルです。
特に有名な書籍としてIT書籍では「わかるPython」、ライトノベルでは「りゅうおうのおしごと!」があります。
実際に、明治大学教授である斉藤孝著作の「大人の語彙力」が、2018年にTVで紹介されたことを契機に30万部を突破する注目の一冊になるなど、IT書籍やライトノベル以外のジャンルでのベストセラーも登場しています。
他にも堀江貴文と落合陽一著作の「10年後の仕事図鑑」などの有名書籍もあります。
SBクリエイティブの出版と評判、その特徴
SBクリエイティブの出版の特徴は、上記の通り、専門性の高いIT書籍やPC技術書が多いことです。
例えば、全国の書店店員が選ぶおすすめのPC書というランキングで1位を獲得したPC技術書「Excel最強の教科書」など、評判の高い本が多いです。
またSBクリエイティブ出版の本には、写真やイラストを用いた図解が多いです。
比較的内容の難しい内容を分かりやすく説明することに長けており、読者だけでなくその編集力には著者からの評判も良いとの話も聞こえてきます。
また、ライトノベルに関しては、SBクリエイティブはGA文庫というレーベルを保持しており、超人気ライトノベルである「転生賢者の異世界ライフ」など人気作品の取り扱いも多いです。
そんなSBクリエイティブですが、自費出版の取り扱いは行っていないようです。
なお、出版企画の提案や原稿の持ち込みは各編集部で受け付けているようです。
ただし大手出版社のため、基本は原稿持ち込みからの出版率は非常に低いです(一般的には0.1%以下と言われています)。
従ってどうしてもSBクリエイティブから出版したい場合、まずは小説投稿サイト(特にラノベジャンル)や自費出版などで実力をつけてからの持ち込みを検討した方が良さそうです。