【出版社情報】中央公論新社の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
中央公論新社とは?
正式名称 | 株式会社中央公論新社 |
本社所在地 | 東京都千代田区 |
強いジャンル | 雑誌 新書 |
代表作 | 婦人公論 など |
*画像は公式サイトより引用
古くから雑誌を牽引してきた出版社
中央公論新社は読売新聞グループの傘下である大手出版社です。
特に看板雑誌である「中央公論」は明治時代から続く非常に有名な雑誌です。(高校の日本史の授業で習った方も多いかと思います。)
創立からまだ間もない頃は宗教色が強い書籍が主流でしたが、時代とともに主流の作品も変化し、現在では保守的な評論や小説をメインとした総合雑誌として発刊されています。
また雑誌「婦人公論」も有名で、女性の自由な生き方の追求をテーマとしており、女性層からの厚い支持を得ているようです。
また中央公論新社の新書レーベルである「中公新書」も非常に有名で、岩波新書のように非常に多ジャンルの専門家の知見を一般向けに広く提供する役割を担っています。
他にも中公文庫レーベル(主に小説)や、漫画「日本の歴史シリーズ」なども出版していますが、上記の通り、政治や文化、経済などを主とした、学術的な教養書や専門書が多いことが特徴です。
中央公論新社の出版の特徴とその評判
中央公論新社の出版の特徴は、その書籍のジャンルです。
上記の通り、政治や文化、経済といったジャンルでの教養書や専門書の取り扱いが主となります。
従って出版している著者は大学教授や研究者などが多いです。
大学教授層にヒアリングしたところ、中央公論新社の編集者の評判は良く「質が低い編集者とは仕事はしたくないが、中央公論新社の担当は仕事が出来るので、満足している」といったコメントも見られました。
なお、中央公論新社での出版を希望する場合、ご自身の専門分野にて成果を残している方であれば話は進みやすいかもしれませんが、一般の方ではやや難しいと思います。
なお、中央公論新社は自費出版は行なっていません。
子会社の中央公論事業出版株式会社では自費出版事業を行なっていますので、もし興味があれば連絡してみても良いかもしれません。