本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

一般人が自分の本を作るにはどうすればいい?出版の流れやAIを使った簡単な本の作り方をご紹介!

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自分で本を作りたい!と思っている方は意外と多くいます。

この記事をご覧いただいているあなたも、以下のような思いがあるのではないでしょうか?

自分の作った本を多くの人に読んでほしい!
記念や記録として本を作って残しておきたい!
ノウハウや体験談を本で発信したい!

ただ本を作りたいと思っても、なかなか作り方や手順がわからずに挫折してしまうケースも少なくありません。

とくに小説家でもない一般人からしたら、「一般人が本を出すなんて本当にできるの?」と心配になりますよね。

でもご安心ください!本を作ることは実はそんな難しいことじゃありません。

今回はそんな素敵な考えを持っているあなたのために、本を作るためのながれや方法、おすすめの出版社をご紹介します。

最後には「一般人でもおもしろく本を書くためのノウハウ」も記載しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

 

本を出版する手段

まずは本を出版するための3つの手段を知っておきましょう。

出版社に依頼して本を作る(自費出版)
出版社からオファーを受ける(商業出版)
電子書籍で本をつくる

よく書店に並んでいる本は2つめの商業出版によって作られています。

ただ商業出版は企画が通る可能性が非常に低いので、時間や実現性を考えるとハードルの高い手段です。

一般人が本を作りたいなら、自費出版という著者がお金を払って本を作るサービスを利用するか、電子書籍で本を出すことが一般的です。

本記事を見てくれている方は、「紙で本を作りたい」と思っている方が多いでしょうから、今回は出版社に依頼して本を作る前提で、進めていきます。

もし電子書籍で出版したいという方は、基本的にkindleで出版することになります。

以下の記事に詳しいkindleの出版方法を記載していますのでご覧下さい。

kindleで自費出版やってみた。やり方や費用、向いている人を解説します

自分の本を作る流れ

本をつくるための流れは以下の通りです。

~本を作る大まかな手順~
1.本の内容を考え原稿を作成する
2.書籍のサイズや部数、出版の目的を考える
3.出版社に相談、費用の見積もりと契約
4.原稿の提出、表紙などデザインの決定
5.校正
6.印刷、製本

ステップ3以降は出版社に相談をすれば、自然に進んでいきますが、特に重要なステップは原稿作成の部分です。

なぜなら原稿は本の内容ですから、原稿のクオリティによって本のおもしろさも変わってきます。

せっかく出版するなら面白い本を作りたいですよね。

そのため、本を作りたいと思ったらまずは原稿と書籍のサイズや部数を考える必要があります。

 

内容と原稿の作り方

まずはどんな内容の本を作りたいのかジャンル企画からはじめましょう。

具体的に考えられる本のジャンル例をいくつかご紹介します。

~本のジャンル例~

小説
啓発本
句集
自分史(エッセイ)
絵本
写真集などなど

ジャンルが決まったら本の原稿を作っていきます。

原稿作成はジャンルによって使うツールが異なってきます。

小説や句集、エッセイなら文字媒体ですからwordやPCのメモ帳で問題ありません。

一方で写真集など画像ベースの本を作りたい場合はIllustratorやMybookeditorなど専用ツールが必要になります。

余談ですが一般の人が本を作る場合、挫折しがちなのが原稿作成です。

原稿作成は意外と手間と時間がかかり、途中で諦めてしまうケースが多々あるのです。

そのためにも、原稿作成は最初にスケジュールを引いてしまい、計画的に刻んで作成するのをオススメします。

例:一ヶ月かけて作るから1日あたり2,000字くらい書く!など

 

原稿作成にAIを使って自分の本を作る方法

とはいえ、原稿作成は1から自分で文章を書かなければいけないので非常に大変です。

とくに文章を書き慣れてない方にはハードルが高いでしょう。

そんなときはAI(chatGPT※)を活用すれば、そんな大変な原稿作成も簡単にできます。
※chatGPTとはアメリカのOpenAI社が開発した、チャット形式でAIと対話ができるツールです。

なんとこのchatGPT、「本を作成したいので原稿の文案を作ってほしい」とチャットするだけで、基本的な原稿を10秒ほどで作ってくれるのです。

例えばchatGPTに、「オムライスのレシピを本にしたい」というだけで以下のような文章を作ってくれました。
(例なので細かい部分は端折っていますが、細かい作り方やアレンジレシピも含めて3,000字くらいあります)

 

例なので簡単にチャットしましたが、実際にお願いする際には以下ような制約条件を書くとより良い文章を作ってくれるでしょう。

・ジャンルの指定(エッセイ、小説、その他専門書など)

・文字数(3,000字、10,000字など)

・文体(くだけた文章で、丁寧な文章でなど)

もちろん、すべてをAIに任せたら、あなたの本ではなくなってしまうのでオススメはしません。

あくまで文章の参考例として活用し、chatGPTの例を活用しながらあなたならではの文章を書くといいでしょう。

 

本のサイズと用途を考える

企画と原稿ができたら、作る本のサイズと用途を考えます。

サイズと用途の大まかなイメージを表にまとめましたので参考にしてください。

もちろん必ずしもこの表の通りにしなければいけない訳ではありません。

一般的に用いられるケースが多い、というだけなので自分が作りたい本のイメージと照らし合わせて考えてみてください。

 

本を作るならおすすめの出版社は文芸社

本を作るなら評判が良く、安心して出版できる出版社を選ぶべきです。

なぜなら変な出版社を選んでしまうと、せっかくできた本のデザインやクオリティが下がってしまったり、最悪は詐欺に遭いお金だけ取られて出版できないケースもあります。

例えば文芸社でしたら、有名な出版社で信頼と実績がありますし、大手ならではの経験豊富な実力派編集者が書籍に対するアドバイスもしてくれます。

こちらから文芸社の出版資料が入手可能です。

本の出版に関する知識や、出版までの流れを把握出来るとても勉強になる資料です。

 


いずれにせよ、資料請求だけなら無料なので、本の出版に興味のある方は、こちらの出版パンフレットを入手しておくと良いでしょう。

 

さらには資料から出版社へ直接コンタクトも取れますので、手元に勉強資料を持っておくことをお勧めします。

 

一般人でも面白い内容を作れる3つのポイント

最後に一般人でも面白い内容の本を作れるポイントをご紹介いたします。

以下の3点を盛り込むと、物語やエッセイはより一層深みが増します。

主人公が壁を乗り越えて成長していくストーリー
作中に謎をちりばめておく
登場人物にリアルな人間らしさを持たせる

エッセイの場合でも、あなたの経験を盛り込むわけですから、自分がぶつかった壁や挫折しかけた経験を書けばOKです。

物語に緩急があれば読者はより一層あなたの物語に引き込まれていきます。

最初は難しいかもしれませんが、少しずつでいいので原稿作成の際に試してみてくださいね。

 

 - 出版の基礎