【出版社情報】メディックメディアの特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
メディックメディアとは?
正式名称 | 株式会社メディックメディア |
本社所在地 | 東京都港区南青山 |
強いジャンル | 医学、看護など |
代表作 | 病気がみえる 看護学生のためのなぜどうして など |
*画像は公式サイトから引用
医学書など医療系書籍で有名な出版社
メディックメディアは1979年創立という医学書出版の中では若手となる医療専門出版社です。
医学書の出版社としては医学書院、南江堂に次ぐ三番手に位置する人気を集めています。
「専門知識をわかりやすく、より多くの人へ提供」がモットーであり、専門書にも関わらず一般の方でも十分読める書籍も多いです。
また、医学や看護分野だけではなく、看護師、管理栄養士、社会福祉士、理学療法士、作業療法士、介護福祉士系の分野に関する書籍も多数出版しています。
そのジャンルの多様さから「紀伊國屋書店 出版社別売上ベスト100社」に常にランクインするなど、専門出版社にも関わらず大きな成功を収めているのが特徴です。
また代表である岡庭豊氏がすべての書籍の値段を決定しているというユニークなスタイルの出版社でもあります。
メディックメディアの出版とその特徴
メディックメディアはイラストやわかりやすさを重視した本の出版が大きな特徴としてあげられます。
例えば、代表作である「病気がみえる」シリーズは、「消化器の病気」「循環器の病気」など身体の各部位毎に本を出版し、イラストで図示して分かりやすく説明することで、病気について一般の方でも理解出来るように作成されています。
また栄養学やリハビリテーションの書籍もあり、こちらも一般の方にも需要があるジャンルです。
このように医学関係者以外にも顧客の裾野を広げる出版こそが、メディックメディアの特徴と言えるでしょう。
なおメディックメディアでは自費出版は取り扱っておりません。
メディックメディアで出版を希望する方は、やはり医学系の専門知識を身につけ、メディックメディアの編集者と知り合うことで、その機会を得るというのが一般的です。
なおメディックメディアは医学部出身者を編集者として採用していますので、医学部の方は卒業生の先輩でメディックメディア勤務の人がいないか教務課に問い合わせてみると良いでしょう。