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出版社が採用したくなる企画書⑤ストーリー展開を意識する

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筋道の中に「ストーリー」を意識するとぐっとよくなる。

全体の構成案(目次)を作成するときに、物事が起こった順番通り、時系列で記述していく方法がもっともシンプルで簡単です。

最初は「必要なもの」「不必要なもの」の見分け方が難しく、ごちゃごちゃした構成になっていくかもしれませんが、やはりこの部分も技術のひとつなので慣れは必要です。

書いていくうちに、頭の中がどんどん整理されてスッキリされていくのも実感できるようになるでしょう。

とはいえ淡々と起こった出来事を書いていくだけでは「読み物」としては物足りません。

出版化されるほどのレベルの本になると、内容の濃さ、読み応え、読者を強く惹き付ける力が必要になってきます。

どんなに言っていることや方法論が素晴らしいものでも、それがごく淡々と質素に記述されているだけでは、読んでいる読者は飽きてしまうのです。

役にたつ知識や経験を書いいても、最後まで読んでもらえなければそれは本として価値のないものになってしまいます。

そこで1点、意識してほしいのは、文章に「ストーリー性を持たせること」です。

そんなに難しいことではありません。

時系列通りに箇条書きした物事のひとつひとつに、何かエピソードを付随させていけばいいのです。

起きた「物事」に、エピソードを探す。

ここで、時系列を意識して、筋道の立った目次を作ろうにも記載した(1)の部分を使って、もう少し具体的に例を取り上げたいと思います。

(1)本を出版したいという夢を持ち始めたきっかけ・・・動機。序の部分。

例えば私(管理人Y)の場合、もともと読書が好きで、あまりにも本ばかり読んでいたせいで、幼少時には両親から本を読む事を禁じられていた時期があったほど本の虫でした

ジャンルは問わず、たくさんの本を読みました。幼稚園児のころから歴史書や父親のビジネス書も読んでいましたし、読むものがないときは辞書を読んでいました。いわゆる活字中毒のような状態です。

世の中には、素晴らしい本が本当にたくさんあります。一生をかけても読み切れないほどでしょう。

小説やノンフィクションを読んで涙を流したことなど数え切れないくらいです。

また、人生の道に悩んだときには、自己啓発本や心理学の本を読み、自分の生き方の助けにしました。

そんな中で、「自分でもこんな本を書いてみたい」「誰かを感動させてみたい」という欲求が生まれるのは、当然の流れでした。

「いつか自分の名前で、本が出したい」

ぼんやりと、一番最初にそんな思いを抱いたのは、小学校1年生のころだったと思います。

自分をブランディングしていくような気持ちで書いてみてください。

このように「序盤」にある、「動機」の部分にも、必ずエピソードがあります。

「それ」が起こったとき、あなたはどんなふうに感じたでしょう?

それは、楽しさかもしれません。悲しみかもしれませんし、困惑かもしれません。はたまた絶望かもしれません。

そのときに生まれた感情や結果を、次に記述する項目に結びつけていけばいいのです。

ストーリー性を持たせるといっても、難しく考える必要はありません。

(1)自分の名前で本が出したい

(2)では、どんな努力をしてきたか。またはどんな障害があったか。

こんな風に、そのときに生まれた感情や結果が、必ず次の項目に結びつくはずです。

こうしてひとつひとつをストーリーとしてエピソードを盛り込んでいけば、自然と展開していきます。

このときに、自分が体験したこのエピソードはつまらないのではないか?などと尻込みする必要はありません。

「これが売れるか売れないか」という見分け方は、最初の段階ではとても難しいものです。

思いつくエピソードや体験談はひとまず全て詰め込んでください。

「この体験とエピソードのおかげで、自分は何か大切なことを得て成功している」というふうに読者に印象をつけるために、ご自身をブランディングしていくつもりで構成を考えてみてください。

競合するテーマを持つ他者よりも、自分の方法論や知識・体験のほうが素晴らしいものだと、強く自信を持ってください。

実際に内容を添削し、磨き上げていくのは、もっとずっとあとの段階になりますし、企画書が通った際には編集者に相談することもできますし、もちろんプロのアドバイスももらえます。

まずは気負わずに、自信を持ってエピソードを盛り込んでいきましょう。

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