【出版社情報】白水社の特徴と評判、その傾向(メリットとデメリット)
白水社とは?
正式名称 | 株式会社白水社 |
本社所在地 | 東京都千代田区神田 |
強いジャンル | 小説 語学書 雑誌 など |
代表作 | ライ麦畑でつかまえて 現代スペイン語辞典 ふらんすなど |
*画像は公式サイトより引用
国内でトップクラスの質と量を誇る語学書の出版社
白水社は1915年に創業の千代田区神田に位置する出版社です。
得意なジャンルは小説や語学書で、特にフランス語の分野では日本最高の質と量を誇る実力を持っています。
それと同様にフランスについての特集を組んだ雑誌も発刊しています。
具体的な例を挙げると、雑誌「ふらんす」ではフランスの歴史や食文化などフランスの古今東西を読者に届けています。
またフランス小説の翻訳も行っており、文庫「クセジュ」シリーズではフランスの出版社と提携することで合計900冊以上を出版する実績があります。
辞典に関しては勿論フランスのみに限らず、ネパール語やアイヌ語、チベット語といった日本でも珍しい分野の語学を学べるテキストを出版しています。
その中には有名な作品も多く存在し「ライ麦畑でつかまえて」や「チボー家の人々」は特に著名な作品です。
白水社の出版の評判とその特徴
白水社の特徴はフランス文学に特化した専門性と語学に関しては国内トップの実力を持つことです。
この語学に関して、辞典や実用書には多くの商品に音声学習が可能な付録がついています。
そういった付属のサービスが充実していることからも白水社の書籍は読者から評判が大変高くなっています。
またフランスという文化的に特徴がある国について書籍を出版してるために、料理や人物、土地に歴史など取り扱うジャンルが非常に多いことも特徴の一つとして挙げられます。
自費出版に関してですが白水社では現在自費出版は行っていないようです。公式サイトにそれらしい記載はありませんでした。
そのためもしこのような分野での自費出版を希望の場合は文芸社など自費出版を大々的に行っている出版社を頼る方が近道となりそうです。