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コンデナストパブリケーションズ(VOGUEの出版社)にて美術、ファッション雑誌の姉妹雑誌の創設の機会に携わった体験談

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コンデナストパブリケーションズさんにて、美術、ファッション雑誌の姉妹雑誌の創設の機会に携わったことがあります。

元々友人のフランス人2人(フリーの記者とカメラマン)から美術・ファッション系の雑誌を自費出版をする予定があり、その日本語版を出すのを手伝ってくれないかとの誘いがありましたので、モード界の造語などを日本語に訳すなどして日本語版を作成しました。

期間としては1-2ヶ月ほどですが、レイアウトや構成について美的観点から侃々諤々何度も細かいことを突き詰めて仕上げる作業に携わりました。

このジャンルだからこそ工夫した、大変だったことは・・・

まず、フランス語を日本語に映画の字幕のように簡潔に訳しつつ、芸術性・ファッション性を失わないよう、非常に気を使いました。

また、苦労したことと言えば、話をもちかけてきた2人とのやりとりです。

彼らは50代でマッキントッシュでしか作業をしたことがなかったため、WINDOWSで作成したワードファイルの使い方が分からなかったりしたようで、時折完全なパニック状態に陥り、ヒステリーに陥ったりして、正直こちら側の心情としては中々勘弁して欲しかったです。

彼らがワードファイルを使えないので、仕方なく私がマッキントッシュでファイル作成をやり直したり、二度手間も多かったのです。

はっきり言って彼らの問題だと思うのですが、今後継続して雑誌を出していく2人に取っては彼らが扱いやすいマッキントッシュでファイルを作るようにしないと今後の作業の手順云々でどうのこうの、、、との言い分がありましたので、こちらも根気負けして、最終的に2人の都合に合わせてあげることにしたのでした。

出版した結果・・・

なお、本件は月刊誌の創設号なのでそこまで売れませんでした。

通常、雑誌は号を重ねるごとに有名になっていくものなので、1冊目はフリーペーパーの配布に近い側面があるのです。

ちなみに、名前が載るだけで光栄と思え、と言われたので、また喧嘩になりそうだなと思い取り分を諦めました。従って残念ながら全く報酬は貰えませんでした。

日本のモード界もしかりですが、他の本のジャンルとは違い、この業界では有名な出版社の編集者様や記者様は偉そうなのです。

従って彼らとお付き合いする時は、下から丁寧に持ち上げるような態度が好まれることは明らかです。

ほかにも同様の話がありますが、人を蹴落として這い上がる世界に向いた人が生き残れるのだなあと強く実感した経験になりました。

なお、出版社は超有名雑誌であるVOGUEの出版元でしたので、パリ市にある本社にフリーパスで出入り出来たことは非常に貴重な体験でした。

本社の薄緑色のガラス張りはなんとなくシュールで味があり、良い感じなんですよね。

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