本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

本は1年間にどれくらい売れているのか?出版をしたことがある人はどれくらいいるのか?

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出版したことがある人は何人位いるのか?フェルミ推定してみました:

書籍の発行点数と販売部数の推移日本著者販促センター

『2009年 出版指標年報(出版科学研究所 刊)』より

若干古いデータにはなりますが、こちらのデータによると、発行部数は2007年の77,417点がピーク。

ただし、販売部数は1989年の94,127 万冊がピークです(発行部数は38,057 点)

発行部数と販売部数は決してイコールではない、ということはこちらの表からお分かり頂けると思います。

発行部数に関して言うと、基本的には上昇の傾向にありますが、反対に販売部数はピーク時の1989年から少しずつ減少傾向にあります。

「本が売れない」とされていながらも、出版の部数はある程度の水準が保たれていることがわかります。

日本人は約1億3,000万人として、 そのうち未成年と70歳以上の方を除いた人口が全体の70% とすると、およそ9,000万人。

こう考えると、 ざっくり1,000人強に1人ははこの1年で出版していることが分かります。

ここ10年で出版したことがあるか? と考えれば、1人で複数回出版している人がある程度いたとして、おそらく500人に1人位は出版していると考えて良い思います。

こう考えると、「本を出版する」という行為自体は、あまり高いハードルではないと言えます。

出版のハードルの高さのイメージが先行してしまっている、 出版は大変なもの、普通の人はできないもの、 と思い込んでしまっているだけでしょう。

逆に言えば、出版してしまえば、 思ったほどハードルが高くないにもかかわらず、 すごい人だと一般の方は思う訳ですから、 実際にすべき努力と比べると圧倒的にお得な訳です。

自分のブランディング、 その道の専門家としての権威づけとしても使うことができます。

本を出版した実績だけで、講演会も開けるし、 セミナーもできるし、 wikipediaページも出来るかもしれません。

圧倒的に自分の信憑性が増す訳ですから、 作家や執筆家を本職にしたい方でなくても、何かしらの自分の経験を本にしてみよう、と挑戦にしてみることはオススメです。

出版業界は不況?一方で各種出版社では新たな取り組みも:

ただ、上記のデータは2008年までのものなので、その後のリーマンショックと震災の影響で、出版数と販売数は大幅に減り、倒産した出版社や廃刊になってしまった雑誌、また閉店してしまった書店など、出版業界は非常に冷え込む時代を迎えていました。

特に打撃を受けたのは、本自体の売り上げだけではなく、広告収入で成り立っていた雑誌です。

買い控えだけではなく、不況のさなかで雑誌に広告を出す会社が減ったことで、数多くの雑誌が次々と廃刊に追い込まれていきました。

このように、出版業界全体が、非常に厳しい状況に置かれていることは確かです。

しかし、売り上げを低迷させないために、出版社や書店では様々な試みが行われています。

代表的なものとしては「電子書籍」が新たな試みのひとつ。

コミックや小説をはじめと、雑誌から専門書とあらゆるジャンルが電子化しており、手軽に読めるようになりました。

そして少しでも「面白い本を作ろう」「売れる本を作ろう」と日々努力を重ねています。

また書店も有名書店のジュンク堂も、本にもっと馴染みを持ってもらおうという「ジュンク堂に住んでみるツアー」というイベントをはじめました。

ジュンク堂店内に一泊し、自由に本を読んでもらうという試みです。このイベントは非常に好評で、毎度満員御礼という状況。

大手書店に限らず、中小企業の書店、いわゆる「町の本屋さん」でも小さな子供達を対象に「読み聞かせ会」を行っているところも多くあります。

「本が売れない」と嘆かれるようになってから、随分と長い月日が経ちました。

しかしこうした書店や出版社の動きは常に活発に行われており、少しでも出版業界の未来を明るくしようとしています。

出版社はいつでも「売れる本」「売れるアイデア」「売れる本を書ける著者」を求めています。

そこに、経験や実績は必要ありません。

現時点で有名人かどうかももちろん関係ありません。

今も毎日のように新人作家が次々とデビューしています。

「本を出版してみたい」という思いから当サイトをご覧になられている方が多いと思います。

どうかまずはチャレンジしてみることから始めてみてください。

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いずれにせよ、資料請求だけなら無料なので、本の出版に関する知識や出版までの流れを把握する意味でも、本の出版に興味のある方は、こちらの出版パンフレットを入手しておくことをお勧めします。

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