本出版ガイド

本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

句集の自費出版のすべて:おすすめの出版社はどこ?1冊に入れる句の数、妥当な費用感などを解説します。

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句集の自費出版をどこよりも分かりやすく解説します。

 

まず初めに、句集の自費出版のおすすめはこちら

 

出版までの流れがまとまった出版の手引き無料で貰えます。

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◼︎句集を出版したい人が抱く疑問の例:
「句集を出版してみたいけど、やり方がが分からない・・・」
「読みためた俳句や連句がたくさんあるけど、句集1冊に何個の句を入れればいいの?」
「句集の自費出版の妥当な費用を教えて欲しい」
「どうせ出すなら売れる句集を出版したい・・・」

句集の出版について、このような疑問を抱いてはいませんか?

しかし、いざ句集の自費出版について検索してみると、出てくるのは出版社のサイトばかり

「どれも自分の出版社の情報ばかりで、どれを参考にしたら良いのかわからない・・・」
「どの出版社に相談すればよいのかな・・・」
「句集を自費出版する上で、参考になる客観的な情報を簡潔にまとめてほしい!」

お任せください。

この記事はそんな皆様のために書かせていただきました。

必要な情報をどこよりも分かりやすく、客観的にまとめてあります。

◼︎この記事でわかること
1.句集を出版する具体的な手順(手順に従って進めればOK)
2.自費出版の妥当な費用感
3.1冊に入れる俳句や連句の数、1冊の中での句の並べ方(句の順番)
4.自費出版社の適切な判断基準、おすすめの出版社
5.句集をたくさん売り、あわよくばベストセラーを狙う販売宣伝方法

それではまいります!

句集を出版する具体的な手順は簡単!費用感も併せて解説!

当然多くの方にとっては本の出版は人生初めての経験ではないでしょうか。

出版というと敷居が高く、具体的な流れもイメージしづらく、難しそうに感じてしまうかもしれません。

でも実際は意外と簡単

以下の手順に沿って進めてみてください。

◼︎出版のおおまかな流れ:
1.出版社の見極め(数日〜)
2.出版社に相談(数日〜)
3.見積もりと契約(数日〜)
4.原稿提出〜デザイン決定(1週間〜)
5.校正作業(2,3週間〜)
6.校了〜出版部数の決定

①出版社の見極め(数日〜):

候補の出版社の情報を確認します。

ホームページの情報を見てもよいですが、やはり紙媒体の方が分かりやすいです。

出版資料(パンフレット)を無料で送付してくれる出版社もあるので、その場合は取り寄せることをおすすめします。

候補の出版社は探しづらいと思うので、以下の2つの出版社を比較してみましょう

■適切な出版社の探し方:

(1)当サイトが句集出版希望の方におすすめしている出版社をチェックする(文芸社。後述しますが様々な観点からおすすめです。資料請求はこちら)
(2)Amazonで「句集」と検索し、直感で「良さそう」と思った句集の出版元

上記(1)(2)両方の出版社で、自分が出版したい句集のイメージに近い出版物があるか、出版実績を確認してみてください。

②出版社に相談(数日〜):

候補の出版社が決まったら、メールや電話、または直接訪問で「どのような本を出したいのか」を相談しましょう。

なお、当サイトでも句集の出版体験談は多くありますが、共通しているのは「出版社および担当者が合う人かどうかが最も重要だった」ということです。

したがって問い合わせや訪問の際に「出版社や担当者の印象」もしっかりチェックすると良いと思います。

③見積もりと契約(数日〜):

これは出版する部数や紙質、書店流通の有無によっても大きく変わります。

極端ですが、数万円〜数百万円と大きく幅があります。

まずは出版社に見積もりを出してもらい、その費用が適切なものかを判断しましょう。

見積もりの内容に不明点があれば、ためらわずに担当者に質問することが重要です。

なお、こちらの記事にも「自費出版の費用が適切か判断する方法」をまとめてあります。(発売部数ごとの参考費用例も掲載しています)

出版社から見積もりを入手した後に目を通し、見積もりがおかしくないかチェックしてみましょう。

なお参考までに、以下代表的な3パターンの費用例を記載しました。

■友達や家族向けに10部程度を出版:
ソフトカバー A6
本文モノクロ 80P
流通なし 10部
装丁、デザイン手製
校正1回
→10万円

■Amazonでの販売分も考え100部程度を出版:
ソフトカバー A6
本文モノクロ 120P
Amazonで販売 100部
装丁、デザイン手製
校正1回
→約30万円

■書店流通に必要な200部を出版:
ハードカバー 四六判
本文モノクロ 200P
書店流通アリ 200部
装丁、デザイン出版社依頼
校正2回
→約70万円

*一例なので参考程度にお願いします。

なお句集の場合、用紙を和紙にしたい、麻紐を使って綴じたい、墨画のイラストを追加したいという方も時々おられます。

このような希望がある場合、上記価格より多少高めの見積もりが出る可能性もあります。

問題がなければ、出版契約書を交わします。

④原稿提出〜デザイン決定(数日〜):

自分で作成した原稿(句集)を提出します。

なお1冊に入れる俳句や連句の数に決まりはありませんが、100句が一つの目安となっているようです。

また1冊の中での句の並べ順が決まらずここで思った以上に時間がかかってしまう方もいらっしゃるようです。

なお、多くの方は季節順に春夏秋冬に沿って並べます

一部自らで設定したテーマに沿って分類する方もいらっしゃいます。

あわせて句集のデザイン案があればここで提出します。

デザインで具体案がなければ、気に入った他の句集のデザインを提示すると、出版社側でデザイン案を出してくれることが多いです。

⑤校正作業(1,2週間〜):

句集の完成に向けて校正作業を繰り返します。(校正:各種ミスのチェックと修正)

句集の場合は句の配置といったレイアウトやフォント、誤植の有無が重要です。

句は言葉ですが、句集は読むもの。

そのレイアウトやフォントによって読者へ与える印象も大きく変わります。

ここは丁寧に行うようにしましょう

なお、校正は出版社側の手間にもなりますので、あまりにも回数が多いと追加料金がかかることもあります。

何回目から追加料金が発生するのか、契約の際にこの点は確認するようにしましょう。(親切な出版社は契約時に自主的に説明してくれます)

⑥校了〜出版部数の決定:

自分の納得のいく内容に仕上がった時点で完成です。

あとは契約した部数の書籍を出版社側に刷ってもらい、その書籍は著者の手元に届きます。

なお書店流通を希望された場合、自費出版した句集は書店に配本されます。(追加費用がかかります)

参考:自費出版は本当に書店流通するのか?5つの販売ルートと本屋の店頭においてもらう方法を解説!

句集の自費出版社の適切な判断基準3つ!当サイトのおすすめ出版社も紹介します。

出版の手順はわかった!

でも句集の自費出版社が多すぎて、どこにお願いすべきかわからない・・・

どうやって適切な出版社を選んだらいいの?

お任せください。

俳句の自費出版に適切な出版社の探し方と見分け方を解説します。

まず探し方ですが、記事冒頭で説明した通り、“Amazonで「句集」と検索し、直感で「良さそう」と思った句集の出版元”を調べてみることをおすすめします。

また、ご友人など信頼できる方のおすすめの出版社があれば併せて調べてみると良いでしょう。

このようにして見つけた出版社を、以下3点に注目して検討してみることをおすすめします。

◼︎俳句を自費出版する上で適切な出版社の見分け方3選
1.俳句の出版実績(俳句の出版経験が無い担当者に付かれると大変!)
2.費用形態が明確(追加費用がかかるなどのトラブルリスクは避けたい)
3.出版社や担当者と相性が合う(出版経験のある方がこぞって重要視するポイント)

これらの3点は非常に重要です。

逆に言うと、これらの3点を確認して安心できそうな先にお願いすれば、満足いく結果になること請け合いです。

なお、これらの観点も踏まえ、当サイトでは文芸社を句集の自費出版先としておすすめしています。

◼︎文芸社がおすすめの理由:
・句集の自費出版実績が豊富
・句集編集経験ありの担当者が対応
・料金体系が明快
・大手出版社のため書店流通にも柔軟に対応可能

文芸社は、無料出版資料を送付可能な出版社です。

資料も分かりやすく参考になりますので、比較の観点からも、ぜひ一度手に取ってみることをオススメします。

 

*こちらから文芸社の出版資料が入手可能です。

 

句集をたくさん売り、あわよくばベストセラーを狙う販売宣伝方法

趣味で今まで詠んだ俳句や連句を1冊にまとめたい・・・
還暦や古希の記念に句集を出版したい・・・
自分の生きた証を句集という形でまとめたい・・・
祖父母や両親が詠んだ句を記念として本にしたい・・・

このように、記念としての1冊(あるいは家族友人に配る10冊程度)を作りたい方が多いのが句集というジャンルです。

しかしそんななかには「せっかくなので書店で販売したい」「実力を試してヒット作品を目指したい」という方も一定程度いらっしゃいます。

実は書店流通については、出版社に依頼すれば可能です。

大手の出版社であれば取次や大手書店との繋がりがあるので、流通や宣伝のため費用はかかりますが、紀伊国屋書店などの有名な書店へ作品を並べてもらうことは可能です。

しかしヒット作品、とりわけベストセラーを狙うとなると、著者側でも対策や宣伝活動が必要です。

実際にヒットしている一般人の句集を見てみると、以下の特徴があります。

■ヒットしている句集の特徴:
・面白い観点で句集をまとめている
・Amazonに出品をしている
・Amazonで検索されやすいワードを句集のタイトルに入れている

■ヒットしている句集の例:
健康川柳(シルバー世代ならではの視点をうたった川柳集)
アウトロー俳句(新宿歌舞伎町の視点を加えた俳句集)

小説やビジネス本とは違い、句集は書店からベストセラーになることが少ないジャンルです。

一方で、競合が強く無いことから、Amazonの上位に載ればヒットが起こりやすいのが特徴です。

したがって、Amazon上で人気の句集として取り上げられる要素を多く詰め込むことが大切です。

またその他宣伝ノウハウもこちらにもまとめておりますので、参考にしてください。

頑張ってください!

参考:自費出版で大ヒット?自費出版の具体的な宣伝方法7選

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