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本出版の方法 持ち込み商業出版 自費出版 どれくらい儲かるのか?出版社の情報から書き方までまとめました!

マイナビ出版で電子書籍の絵本を商業出版した体験談(マイナビ出版の口コミ、評判)

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絵本の商業出版に至るまで。

以前友人と2人で絵本を作っていた時期がありました。

当時は自分たちで印刷業者に行き、データを入稿し、製本は手作業で行っていました。

全て手作業ということもあり、あまり冊数はつくれませんが、知人などが子供用にと買ってくれたりしていました。

そうした経緯を知っていた出版社の知人が、電子書籍サイトを立ち上げることになり、そこに我々の絵本を置きたいと申し出てくれました。

とはいえ、電子書籍での出版などしたこともなく、そうしたことにも全く疎かったのです。

しかし、その知人が組んでいる版元がマイナビ出版といい、そこでは電子書籍での出版を出来るからと、流れで電子書籍での絵本の出版を行うかたちになりました。

簡単な打ち合わせをはさみ、1か月ほどで出版となり、今はアマゾンなどで検索しても出てくるようになりました。

とはいえ、電子書籍のため販売価格は数百円。

こちらに入ってくるのは1割入るか入らないか程度。

儲けというほどのものはありませんでした。

しかし自分の本がAmazonの検索で出てくるのは格別の思い。

とてもうれしかったです。

絵本ならではの出版苦労話:サイズ調整が大変!

もともと絵本自体は12ページから24ページになるように考えていました。

したがって、そのページ数に収まるように絵を描きました。

枚数が決まっているので、どのシーンを絵にするかとても悩みました。

なお、文章のほうは、あとから配分を考えればいいので大変ではありませんでした。

なお、絵本の作成はアクリル絵の具で行ったのですが、実際のサイズよりも大きな用紙に絵を描いて、それを1枚1枚スキャンしてデータ化し、イラストレーターに修正を依頼するという手順で行ったので、かなり手間がかかりました。

これだけ手間をかけたにも関わらず、出版の際は、サイズ修正のために、端の方を泣く泣くカットするハプニングもありました。

そんなこんなあり、最終的に完成品を見せてもらったときは、やはり感動しましたね。

最近売り上げが入ってきたので、知らないうちにAmazonで売れているようです。

参考:絵本の自費出版のすべて(作成中)

一通りちゃんとやってくれたマイナビ出版(口コミ、評判)

マイナビ出版の方や、サイトを立ち上げた知人の方は、素人の私にもよく付き合ってくれ、無理な修正や内容の変更などの申し出もなくやりやすかったです。

もちろん、サイトの品数を増やす目的で声をかけてくださっただけなので主力商品なわけでもないのは当然だと思います。

にも関わらず、販売の際は、マイナビ出版の担当者さんがレビューをつけて本紹介サイトに載せてくれ、ひととおりの宣伝もしてくれていました。

また、今回は出版に関してこちらから製作費などを出すこともなかったため、出版のために赤字になるということもなくよかったです。

そのため、売り上げは8割以上が版元に入りますが、特に気にしていません。

参考:自費出版を扱っている出版社一覧まとめリスト

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