Kindle出版は売れないって本当?成功する5つのポイントと売上を伸ばす方法をご紹介!
Kindle出版は、自分で書いた本を多くの人に読んでもらえる素晴らしいチャンスです。
しかし、成功するためには厳しい競争が待ち受けており、売れないことも少なくありません。。。
今回はKindle出版が売れない理由と、売上を伸ばす方法をご紹介します。
~目次~
■ kindle出版が売れない5つの理由
■ 書籍を売上を伸ばすための5つのポイント■ 読者との関係構築が成功の鍵
kindle出版が売れない5つの理由
kindle出版の書籍が売れない理由は、大きく分けて以下の5点が考えられます。
■ 表紙デザインとタイトルの問題
本は表紙の印象が売上に直結します。
Kindle本の表紙デザインとタイトルは、読者の最初の印象を左右するので非常に重要なポイントです。魅力的なカバーや関心を引くタイトルがない場合、本のクリック率が低くなり、売れない要因となります。
■ 編集・校正や文章力不足
読者は目が肥えていますから、品質の高い文章を求めます。編集校正不足や誤字脱字が多い本は、読者にとって信頼性が低いと思われてしまいます。
一度そう思われると読んでもらえないどころか、低評価をつけられその後の売上ダウンにも繋がります。
■ 出版して終わりにして宣伝を行っていない
たとえどんなに素晴らしい本を書いたとしても、それを知らせるための効果的な宣伝を行わなければ本は売れません。例えば企業は数千万円単位のお金をかけて広告を打ちますよね?
しかし個人で同じことはできません。しかしSNSやweb等でフォロワーへの宣伝は個人でもできます。
企業のSNSは冷たく感じることもありますが、個人なら自由に発信できる点が強みです。
■ レビューが足りていない
読者はレビューを参考に書籍や商品を購入します。逆に言うとレビューが低い、またはないと購入されにくいということでもあります。
■ 売れないジャンルで戦っている(カテゴリの選定ミス)
本には売れやすいジャンルがありますが、競合が強すぎる分野では自分の作品が埋もれてしまいます。
個人で出版する以上、ライバルが少ないニッチなジャンルでトップを狙うことが大切です。
総じて出版に関するノウハウが不足していることが原因です。
個人でkindle出版を行う方は、出版に関わる知識やノウハウを学べていないケースが多く、売上に伸び悩むことがあります。
売上を伸ばすための5つのポイント
Kindle出版の売上を伸ばすための対策は以下のとおりです。
■ 表紙デザインとタイトルの再検討
■ プロの編集サービスを利用する
■ SNSで広告を打つ
■ レビューの獲得
■ ジャンル選定と競合チェック
表紙デザインとタイトルの再検討
表紙のファーストインプレッションは本の売上を左右します。
タイトルを吟味し、読者の関心を引く要素を取り入れましょう。
特に「具体的な数字を盛り込む」「シンプルで覚えやすいタイトル」「流行に合わせたワードチョイス」が重要です。
デザイン面ではプロのデザイナーの協力を得てもいいでしょう。知り合いでデザイナーがいない場合はクラウドワークスなどで外注してもいいでしょう。
ちなみに、パレードブックスではデザインの勉強になる資料を無料でゲットできます。
パレードブックスは母体がデザイン会社の出版社ですから、出版したい人にとってこれほど勉強になる出版社は他にありません。
■パレードブックスから入手出来る資料:
*表紙デザイン冊子など、書店で手に取ってもらえるデザインを勉強する上で役に立つ資料でした。
さらにkindleの電子書籍だけでなく、リアルな本を出版するチャンスでもあります。興味のある人はぜひ上のリンクから資料請求してみてください。
プロの編集サービスを利用する
文章の品質を向上させるためには編集者に頼ることが最善です。
しかし一般的には難しいと思いますので、友人や家族など第三者による校正を受けることをお勧めします。
またその前段階として、wordの校正機能を使用して誤字脱字のチェックは最低限やっておくべきでしょう。
SNSで広告を打つ
SNS、ブログ、web広告などを利用して読者の関心を引きつけるプランを構築しましょう。
例えばX(旧twitte)で毎日投稿するでもいいですし、自分のブログを開設して集客してもいいでしょう。
もし個人でやることが厳しければ、外注も視野に入れましょう。インフルエンサーなどに無料提供して、感想を投稿してもらうことも一つの手段です。
レビューの獲得
kindle自費出版はレビューが命です。
一般的に人はレビューの高い本に興味を持ちますし、逆にレビューが低い本は、例え良い作品であったとしても読まれない可能性が高いです。
まずは友人や家族からのサポートを得て最初のレビューを獲得し、本を評価してもらうよう促すことが良いでしょう。
ジャンル選定と競合チェック
競争の激しいジャンルでの出版はかなりハードルが高いです。
ジャンルを選ぶ際に競合分析を行いニッチな市場を見つけることを考えましょう。
競合相手がいない、またいたとしても自分ならその分野でNo1になれるくらいの分野がベストです。
他にもkindleで出版をしてみた人の体験談から学ぶこともお勧めです。
kindleで自費出版やってみた。やり方や費用、向いている人を解説します | 本出版ガイド
Kindle側の設定で収入を伸ばす方法
売上とは若干異なりますが、単価あたりの収入を伸ばす方法があります。
それは印税率を上げることです。
Kindleはベースの印税率は35%ですが、一定の条件を満たすことで70%に引き上げることが可能です。
▪️印税率70%を適用する条件
・希望小売価格を450円〜1,500円にすること
・(紙書籍を出している場合)電子書籍の値段を、紙の値段の8割以下にすること
・KDPセレクトに登録すること
・著作権を保持した作品であること
いくつか補足しますと、希望小売価格については厳密には$ 2.99 ~$ 9.99と定義されています。
なので時期によって若干変動する可能性はあります。
またKDPセレクトとは、簡単に言うとKindleUnlimited(月額読み放題サービス)に参加することです。
読み放題ってタダで提供するということ?と不安になるかもしれませんが、著者に不利益を与えるプログラムではありません。
当然閲覧ページ数によるインセンティブはありますし、多くの読者に読んでもらえることでファンが増え、結果的に著者の知名度を上げることができます。
登録も簡単にできますので詳細はこちらの以下のページを見てみてください。
最後の著作権保持については、設定で選ぶだけですので迷わず著作権を保持した作品の方を設定すれば問題ありません。
コラム:読者との関係構築ができれば最強
成功のカギは読者と良い関係を築くことです。
なぜなら共感してくれる読者がいれば、口コミで広がり、より多くの人にあなたの作品が届きます。
また個人の制作ではどうしても独り善がりな作品になるケースがあります。読者の意見も取り入れつつ、さらに完成度の高い作品を作ることが重要です。
一昔前では読者の意見を入手するためには手間とお金がかかりましたが、ネットワークの発展した今の時代なら簡単です。
SNSやブログを通じて積極的にコミュニケーションをとっていきましょう。
特に書籍とX(twitter)は文章という点で相性がいいですからアカウントを持っておくべきでしょう。
まとめ
■ kindle出版が売れない理由は大きく5つ、できるところから対策を打とう
■ タイトルやデザインは高いクオリティを求める、場合によっては外注もあり
■ 読者の意見は何より重要、SNSで交流を図って作品をさらに良くしていこう
Kindle出版で売れないとモチベーションの低下にも繋がりますが、正しいアプローチと努力によって改善できる可能性があります。
表紙デザイン、編集、マーケティング、読者との関係構築を通じて大幅な売上アップを狙いましょう。
売れない状況から抜け出し、あなたのkindle出版が大成功することを願っています!